天草五橋絶景|熊本県三角から渡るドライブコース
【重要】令和8年熊本地震について
2026年7月28日に発生した令和8年熊本地震の影響により、熊本県内では一部の観光施設や道路が休業・通行止めとなっている場合があります。熊本城は2026年8月13日に開園を再開しましたが、熊本城ミュージアム「わくわく座」は臨時休館が続いています(2026年8月13日時点)。おでかけ前に各施設の公式情報でご確認ください。
おでかけ前に必ず各施設の公式サイトや自治体の発表で最新情報をご確認ください。
天草五橋 — 真珠の連なりと称される絶景ドライブ
熊本県宇城市(うきし)の三角(みすみ)から、天草上島・天草下島へとつなぐ「天草五橋(あまくさごきょう)」は、1966年に開通した5本の橋の総称で、かつて「天草パールライン」と呼ばれました。大小の島々が点在する八代海(不知火海)の美しい多島美を背景に、5本の橋が真珠を連ねたように続く景観は、九州屈指の絶景ドライブルートとして人気を集めています。
5本の橋それぞれの見どころ
5本の橋は、三角から大矢野島・永浦島・大池島・前島を経て天草上島までを順につないでいます。三角側から順に「一号橋(天門橋)」「二号橋(大矢野橋)」「三号橋(中の橋)」「四号橋(前島橋)」「五号橋(松島橋)」。それぞれ橋の形式が異なり、渡るたびに違う姿を見せてくれるのが天草五橋の面白さです。
一号橋の天門橋は、三角と大矢野島を結ぶ連続トラス形式で、五橋のなかで最も海面からの高さがある橋。海峡をまたぐ壮大な姿が印象的で、橋上から望む海と島々の眺めは格別です。二号橋の大矢野橋は大矢野島と永浦島を結ぶランガートラス形式で、ベージュ色のアーチが特徴。三号橋の中の橋は永浦島と大池島を結ぶPCラーメン形式です。四号橋の前島橋は大池島と前島を結ぶPCラーメン形式で、全長510メートルと五橋のなかで最も長い橋。五号橋の松島橋は前島と天草上島を結ぶ赤いパイプアーチ形式の橋です。2018年に開通した新しい「天城橋(あまきばし)」とあわせて見ごたえがあります。
天草五橋から眺める夕日は「日本の夕陽百選」にも認定されています。一号橋から五号橋の間は約15キロで、橋を渡るごとに変わる海の表情も、このドライブの醍醐味です。
遊覧船クルーズとイルカウォッチング
三角港や松島から出港する遊覧船では、海上から天草五橋と多島美を間近に眺められます。さらに天草の近海には野生のイルカが定住しており、専門のイルカウォッチングツアーでは、高い確率で群れに出会えると評判です。船べりではしゃぐイルカの姿は、子どもにも大人にも忘れられない思い出になります。イルカウォッチングは、上天草市松島の「天草パールガーデン・海中水族館シードーナツ」など、五橋沿いのスポットからも申し込めます。
橋を見下ろす展望スポットも点在します。天草宝島観光協会が景勝地として紹介する上天草市松島の千巌山(せんがんざん)や高舞登山(たかぶとやま)はその代表格で、高舞登山は夕陽のスポットとしても案内されています。海辺に下りたいなら、同じ松島の樋合海水浴場(パールサンビーチ)が便利。一号橋側の大矢野には天草四郎ミュージアムや、立ち寄り湯としても案内されているスパ・タラソ天草があり、ドライブの合間に組み込みやすい立ち寄り先がそろっています。
アクセス・基本情報
天草五橋ドライブの起点となる三角へは、JR三角線「三角駅」が便利で、熊本駅から約45分。観光列車「A列車で行こう」での旅も人気です。三角から先は路線バスやレンタカーで天草方面へ向かいます。ドライブの場合は、九州自動車道の松橋インターチェンジなどから国道を利用します。天門橋は開通から9年後の1975年に無料化されており、現在も通行料はかかりません。
天草宝島観光協会の案内によると、熊本市内から一号橋(天門橋)までは車でおよそ1時間、九州自動車道の松橋インターチェンジからは約40分、天草空港からは約1時間20分。二号橋から五号橋がある松島エリアまでは、熊本市内から約1時間20分、松橋インターチェンジから約1時間、天草空港から約1時間が目安です。五つの橋はいずれも通行無料。問い合わせは上天草市商工観光課(0964-56-1111)または天草四郎観光協会(0964-56-5602)が受け付けています。
旅の実用メモ
多島美の絶景を楽しむなら、海が穏やかで空気の澄んだ日を選ぶのがおすすめ。夕日に染まる橋と島々の景色はとくに美しく、日没時刻を調べて訪れると好機を逃しません。沿線の道の駅では、地元で水揚げされた新鮮な海産物や、特産の柑橘「不知火(デコポン)」が手に入ります。イルカウォッチングは天候や海況で運航が変わるため、事前予約と当日の運航確認をしておくと安心です。
ひとことアドバイス
海が映える春から秋がベストシーズンで、多島美と橋のコントラストが引き立ちます。天草方面まで足をのばせば、天草の教会群やキリシタン文化にまつわる史跡も楽しめます。ドライブと遊覧船、イルカウォッチングを組み合わせれば、海の魅力を存分に味わえる一日になります。
📚 情報の参照元
本記事は、天草五橋がつながる宇城市・上天草市や地元観光協会が発信する観光情報、三角港や松島から出る遊覧船・イルカウォッチングの各運航事業者の公開情報、天門橋など橋に関する公的情報をもとに、一般的な旅行情報として編集しています。遊覧船・イルカウォッチングの運航は天候や海況で変わり、料金や便数も変更される場合があります。お出かけ前に、各運航事業者や地元自治体の公式情報で最新の運航状況をご確認ください。
観光のチェックリスト
- 所要時間の目安:天草五橋のドライブは一号橋から五号橋の間が約15キロで、寄り道を含めて半日ほど
- 持ち物・準備:遊覧船やイルカウォッチングは海上で風が強いため羽織れる上着を。多島美の絶景撮影にはカメラの用意を
- 運航確認:遊覧船・イルカウォッチングは天候や海況で運航が変わるため事前予約と当日の運航確認を
- まわり方の目安:三角を起点に天門橋など五つの橋を渡りながら多島美を眺め、三角港や松島から遊覧船・イルカウォッチングへ
- 時間帯:夕日に染まる橋と島々がとくに美しいため、日没時刻を調べて訪れると好機を逃さない
訪問の実用情報
- 所在地:熊本県上天草市大矢野〜松島(国道266号)
- 料金:無料
- アクセス:熊本市から1号橋(天門橋)まで車で約1時間
- 完成:昭和41年(1966年)
- 問い合わせ:天草四郎観光協会 0964-56-5602
※天草五橋は公道上の橋のため、営業時間・定休日・駐車場は公表されていません。
(出典:天草宝島観光協会 公式サイト「天草五橋」、上天草市 公式サイト)
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この記事は、施設・社寺の公式サイトや、市区町村・観光協会が公開する観光案内、 国や自治体が公表する文化財・名勝の資料など、公的・一次情報をもとにたびたびJAPAN編集部が調べ、旅の計画に役立つ形に整理して作成しています。 料金・営業時間・開催日程などは変更される場合がありますので、お出かけの際は各施設・自治体の公式情報も併せてご確認ください。 編集方針の詳細

