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知床半島トレッキング|北海道世界自然遺産おすすめコース完全ガイド

Photo by Chen Li on Unsplash

知床半島トレッキング|北海道世界自然遺産おすすめコース完全ガイド

🐻 北海道|公開 2026/5/1|更新 2026/7/26|⏱ 約12
✍️ 編集・監修:たびたびJAPAN編集部(公的情報・一次情報をもとに編集)

知床半島トレッキング

北海道の東の果て、オホーツク海へ鋭く突き出す知床半島。手つかずの原生林が広がり、ヒグマやエゾシカ、シマフクロウといった希少な野生動物が暮らす、日本最後の秘境です。2005年に世界自然遺産へ登録されたこの地では、人の手がほとんど及ばない大自然のなかに身を置き、生命の鼓動を肌で感じる特別な体験が待っています。「知床」という地名は、アイヌ語の「シリエトク(地の果て・大地の突き出たところ)」に由来するとされます。

見どころ

知床五湖:原生林に抱かれた5つの湖をめぐる、高架木道と地上遊歩道の2つのルートがあります。高架木道は往復約1.6キロで無料で歩け、電気柵に守られているためヒグマ活動期でも利用可能。一方、地上の遊歩道(一周約3キロ)は、ヒグマ活動期(おおむね5月中旬〜7月末)には登録引率者によるガイドツアーへの参加が、植生保護期には10分ほどのレクチャー受講が必要になります。風のない朝、湖面に知床連山が鏡のように映り込む光景は、思わず声を失う美しさです。

フレペの滝:断崖から海へ直接こぼれ落ちる「乙女の涙」。知床自然センターから片道約1キロの草原の遊歩道の先に現れる繊細な滝で、海上クルーズからも眺められます。

カムイワッカ湯の滝:川そのものが温泉になった珍しい滝。沢を登りながら天然の湯に足を浸す、ワイルドな体験が人気です。

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野生動物観察

知床岬をめざすクルーズ船からは、海岸に現れるヒグマや断崖を舞う海鳥を間近に観察できます。船上から眺める断崖絶壁の海岸線も大迫力です。運航期間はおおむね春から秋にかけてで、コースや所要時間は船会社によってさまざまです。

ベストシーズン

緑がまぶしい6〜8月がベストシーズン。知床五湖の散策やクルーズが最も快適です。秋(9〜10月)は紅葉と、産卵に遡上するサケを狙うヒグマに出会えることも。冬は流氷ウォークという別世界の体験が楽しめます。

アクセス・基本情報

拠点となるウトロ地区へは、JR釧網本線「知床斜里駅」から斜里バス「知床ウトロ温泉」行きで約55分。そこから知床五湖・カムイワッカ方面へは、季節運行のバスに乗り継ぎます。フレペの滝の入口となる知床自然センターへは、ウトロ温泉行きの終点から知床五湖方面のバスに乗り換えて約10分です。見どころが広く点在するため、移動にはレンタカーが便利ですが、夏の観光シーズンにはカムイワッカ方面でマイカー規制が行われる期間もあるため、事前に最新情報を確認しましょう。

旅の実用メモ

  • 知床五湖の地上遊歩道は、ヒグマ活動期はガイドツアー(有料)、植生保護期はレクチャー受講(有料)が必要です。高架木道は開園期間中はどなたでも無料で歩けます(開園期間外は利用できません)。利用期間や料金は変わることがあるため、公式サイトで最新情報を確認してください。
  • ヒグマの生息地です。食べ物やゴミは必ず密閉して持ち歩き、遊歩道では音を出しながら歩くなど、クマとの距離を保つ行動を徹底しましょう。
  • 天候が変わりやすく、夏でも肌寒くなります。長袖の上着や雨具、歩きやすい靴を用意すると安心です。
  • クルーズや五湖のガイドツアーは、夏の繁忙期には早めに埋まることがあります。予約可能なものは事前に手配しておくと確実です。

ひとことアドバイス

知床は「見る自然」ではなく「共に生きる自然」を体感できる場所です。ヒグマをはじめとする野生動物との距離感を守ることが、この世界遺産を未来へ残す第一歩。ルールを守りながら、地の果ての大自然を静かに味わってください。朝夕は動物の活動が活発なので、時間に余裕をもった行程がおすすめです。

📚 情報の参照元

この記事の内容は、環境省が示す知床国立公園(しれとこ国立公園)の公開情報、斜里町(しゃりちょう)・羅臼町(らうすちょう)など地元自治体や観光協会が公開している観光情報をもとに整理しています。遊歩道や知床五湖、クルーズなどの状況は運営元の公式情報で確認できます。料金・時間・アクセスは変更される場合があるため、お出かけ前に必ず公式の情報でご確認ください。

観光のチェックリスト

  • 所要時間の目安:知床五湖の散策やクルーズなど主要スポットを巡るなら一日を見ておくと安心です。
  • 持ち物・準備:クルーズ代や飲食に備えて現金を用意。屋外を歩くので歩きやすい靴・防寒具・虫よけを。
  • アクセスの心得:見どころが点在するため、車での移動を前提に計画すると動きやすくなります。
  • まわり方の目安:知床五湖の遊歩道を散策し、クルーズや展望スポットを組み合わせて自然を満喫するルートが定番です。
  • 安全の心得:野生動物の生息地のため、現地のルールに従い、時期によるヒグマ対策の案内を確認して行動しましょう。

訪問の実用情報

知床五湖(公式サイト goko.go.jp)

  • 開園期間:アクセス道路である道道知床公園線の開通期間に準じ、例年4月中旬頃~11月中旬頃。公式のアクセスページでは4月20日~11月8日の時間表が掲示されています
  • 利用区分:植生保護期(開園~5月9日、8月1日~閉園)/ヒグマ活動期(5月10日~7月31日)
  • 高架木道:高さ2~5m、全長800m。開園期間中はどなたでも無料。往復1.6kmで約40分(連山展望台まで往復約15分、オコツク展望台まで往復約30分)。約7,000Vの電気牧柵に守られ、バリアフリー構造で車いすでも利用できます
  • 地上遊歩道・植生保護期:レクチャー受講料は大人(12歳以上)450円、小人(0~11歳)200円。レクチャーは約10分、各回定員50名(うち40名が事前予約枠、10名が当日枠)。予約なしでも受講可能。大ループ(全周3km)約1時間30分、小ループ約40分
  • 地上遊歩道・ヒグマ活動期:登録引率者によるガイドツアーへの参加が必須。事前予約は大ループ大人6,000円~・小人3,000円~、小ループ大人4,000円・小人2,500円・未就学児2,000円。当日受付は大ループ大人7,000円・小人3,500円、小ループ大人4,000円・小人2,500円。ツアー定員は各10名、大ループ3時間・小ループ1時間45分。当日受付カウンター(知床ガイド協議会)080-8293-0343(8時00分~15時00分)
  • 駐車場:約100台。有料
  • 園地・施設の時間(例):4月21日~8月31日は園地8時00分~18時30分、フィールドハウス8時00分~18時00分、パークサービスセンター8時00分~17時00分(売店は9時00分から)。10月21日~11月8日は園地8時30分~16時30分前後まで短縮されます
  • ルール:ペット同伴不可(自然公園法により罰せられます)。ドローン禁止。地上遊歩道内での調理・食事は不可で、飴やガムも含め密封していない食べ物の持ち込みはできません。水・お茶は可、糖分を含む飲料は不可
  • 問い合わせ:知床五湖フィールドハウス 0152-24-3323/0152-24-2022
  • カーナビ注意:フィールドハウスは多くのカーナビに未収録。マップコード「757 730 727」または旧施設「知床五湖レストハウス(0152-24-2299)」で検索してください

カムイワッカ湯の滝(斜里町・知床斜里町観光協会 公式/2026年度)

  • 道路利用期間:2026年6月1日(月)9時00分~10月1日(木)11時00分
  • 湯ノ滝のぼり体験期間:2026年7月1日(水)~9月30日(水)
  • マイカー期間:2026年7月1日~8月7日、8月16日~9月30日。料金は大人2,900円、小・中学生700円
  • シャトルバス期間(乗用車通行禁止):2026年8月8日~8月15日。料金は大人3,900円(バス代込み)、小・中学生1,000円(バス代込み)。徒歩・自転車利用の場合は大人2,900円、小・中学生700円
  • レンタル:ヘルメット無料。ウォーターシューズは18cm~21cmが550円、22cm~29cmが1,100円。前日までWEB予約可(当日は知床自然センターのインフォメーションカウンターで申込。いずれも在庫に限りあり)
  • 注意:スタート地点の川の水温は約25℃、ゴールの「4の滝」で約35~38℃。周辺ではヒグマ出没や落石の情報が公式サイトでリアルタイムに公表されており、林道が通行止めになることがあります

知床自然センター/フレペの滝遊歩道(知床財団 公式)

  • 開館時間:夏期(4月20日~10月20日)8時00分~17時30分、冬期(10月21日~4月19日)9時00分~16時00分
  • 休館日:年末年始、12月の毎週水曜日
  • 所在地・電話:北海道斜里郡斜里町大字遠音別村字岩宇別531番地(0152-24-2114)
  • フレペの滝遊歩道:知床自然センターから片道約1km。一年を通して無料で散策できます。春~秋は往復40分/2km、冬は往復60分/2km。残雪期や雨の日は知床自然センターで長靴のレンタルが利用できます
  • しれとこ100平方メートル運動ハウス:入館料無料。開館時間は知床自然センターと同じ(センター敷地内、徒歩約3分)

路線バス(斜里バス 知床線)

  • 運賃:斜里~ウトロ温泉1,650円、斜里~知床自然センター2,100円、斜里~岩尾別2,300円、斜里~知床五湖2,600円、ウトロ温泉~知床自然センター1,000円、ウトロ温泉~知床五湖1,500円、斜里~オシンコシンの滝1,370円
  • ダイヤ:夏ダイヤ2026年4月28日~10月31日、冬ダイヤ2025年11月1日~2026年4月27日
  • 臨時運行:知床五湖臨時バスは2026年8月12日~15日、9月20日~22日。知床シャトルバスは8月8日~15日
  • 距離の目安:ウトロから知床五湖まで約14km(車で約20分)、女満別空港から斜里町ウトロまで約90km(2時間)、JR釧網本線知床斜里駅からウトロまで約40km

※知床五湖の駐車場料金の金額は、知床五湖公式サイトには「有料」とのみ記載され、金額は公表されていません。 ※斜里バス公式サイトには各区間の所要時間の数値が記載されていません。 ※観光船・クルーズの運航期間・料金・予約方法は、船会社ごとに異なるため各運航会社の公式情報でご確認ください。 (出典:知床五湖公式サイト(goko.go.jp)、カムイワッカ湯の滝公式サイト(斜里町・知床斜里町観光協会)、知床自然センター公式サイト(公益財団法人知床財団)、斜里バス株式会社公式サイト)

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