じゃじゃ麺
盛岡三大麺の一角を占めるじゃじゃ麺は、もっちりとした平打ち麺に濃厚な肉味噌ときゅうり、ねぎをのせ、よく混ぜてから味わう一皿です。見た目はシンプルながら、混ぜ方や薬味の加減で表情ががらりと変わる奥深さが魅力。家庭的で親しみやすく、盛岡の人々に日常の味として長く愛されてきました。
見どころ
じゃじゃ麺の楽しみは、なんといっても自分で味を仕上げていく過程にあります。運ばれてきたら、まずは肉味噌と麺をしっかりと混ぜ合わせ、全体に味をなじませるのが基本。そこにおろし生姜やにんにく、ラー油、酢などを好みで加えていくと、味わいがぐんと広がります。そして食べ終わりには、皿に残った肉味噌へ生卵を割り入れ、ゆで汁を注いでもらう「ちいたんたん」という締めのスープが待っています。この一杯まで含めてこそ、じゃじゃ麺の醍醐味です。
季節の楽しみ方
温かい状態で供されるじゃじゃ麺は、寒い季節に体を芯から温めてくれます。冬の盛岡でほっと一息つきたいときにぴったりの一皿です。一方で、薬味の効いたさっぱりとした味わいは夏でも重くなりすぎず、酢を効かせれば暑い日でも心地よくいただけます。季節に合わせて薬味を調整するのも楽しみのひとつです。
アクセス・基本情報
盛岡市内には、じゃじゃ麺を専門に扱う店が点在しています。盛岡駅からアクセスしやすい店も多く、観光の合間に立ち寄りやすいのも魅力です。初めての方は、注文時に食べ方を尋ねてみると、締めのちいたんたんまでしっかり楽しめます。
ひとことアドバイス
最初はとにかくよく混ぜること。これがおいしく味わういちばんの近道です。味が単調に感じたら、薬味を少しずつ足して変化を楽しみましょう。そして忘れてはいけないのが、締めのちいたんたん。麺を少し残しておくと、最後まで余さず堪能できます。