おばんざい ― 京の暮らしが育てた家庭の味
おばんざい ― 京の暮らしが育てた家庭の味
おばんざいは、旬の京野菜や乾物、豆腐などをだしで丁寧に炊き上げる京都の家庭料理です。三方を山に囲まれ新鮮な魚が手に入りにくかった京都では、身近な食材を工夫して使い切る知恵が発達しました。煮る、和える、炊くといった素朴な手法で、だしのうまみを生かす点に持ち味があります。
見どころ
- 旬の京野菜を中心にした彩り豊かな小鉢が並ぶ - 昆布や鰹のだしを効かせた、やさしく深い味わい - 食材を無駄にしない倹約の心が一皿ごとに息づく
季節の楽しみ方
おばんざいは季節の移ろいをそのまま映す料理です。春は若竹、夏は賀茂なす、秋はきのこ、冬は大根や蕪と、四季折々の京野菜が主役になります。旬の食材を選んで味わうのが醍醐味です。