足立美術館|島根県おすすめ・日本一の枯山水庭園と名画の完全ガイド
足立美術館:20年連続「日本一の庭園」と横山大観の名画
島根県安来市にある足立美術館は、地元出身の実業家・足立全康(あだちぜんこう)が1970年、71歳のときに開館した美術館です。「庭園もまた一幅の絵画である」という創設者の理念のもと造られた庭園は、米国の日本庭園専門誌のランキングで20年以上連続して「日本一の庭園」に選ばれ続けています。庭園と日本画、両方の最高峰を一度に味わえる、山陰観光のハイライトといえる場所です。
日本一の庭園:枯山水と借景の妙
約5万坪に及ぶ広大な庭園は、枯山水庭・白砂青松庭・苔庭・池庭などで構成されます。白砂が描く曲線と緑の松、そして背後の山々を庭の一部として取り込む「借景」の技が見事に調和しています。庭は専門の庭師たちにより毎朝丁寧に手入れされ、一木一草に至るまで計算され尽くした美しさは圧巻です。
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「生の額絵」「生の掛軸」という趣向
足立美術館ならではの名物が、窓枠を額縁に見立てて庭を一枚の絵として鑑賞する「生の額絵」と、床の間の壁をくり抜いて庭を掛軸のように見せる「生の掛軸」です。立つ位置を変えるごとに表情を変える庭は、まさに生きた芸術。フォトスポットとしても人気です。
横山大観コレクションの至宝
もうひとつの宝が、近代日本画の巨匠・横山大観の作品群。「紅葉」「雨霽る」など名作を多数所蔵し、季節ごとに展示替えが行われます。大観のほか、竹内栖鳳、上村松園らの日本画、北大路魯山人の陶芸なども鑑賞でき、見ごたえは十分です。
ベストシーズン
雪化粧の冬、新緑の初夏、紅葉の秋と、四季で表情を変える庭園が魅力。何度訪れても異なる美しさに出会えます。冬の雪景色は特に幻想的で、写真愛好家に人気です。
モデルコースとアクセス
出雲大社や松江城、玉造温泉とあわせて巡るのが山陰観光の定番ルート。鑑賞には2〜3時間みておくと安心です。JR山陰本線・安来駅から無料シャトルバスで約20分。米子駅や米子鬼太郎空港からのアクセスも便利です。