立山黒部アルペンルート横断モデルコース
標高差約2000メートルを六つの乗り物で乗り継ぐ、北アルプスを貫く山岳観光ルートです。総延長は約37.2キロメートル、最大高低差は約1975メートルにおよびます。富山県側の立山駅を起点に、絶景を追いながら一日で長野県側の扇沢まで横断します。ルートは例年4月中旬から11月末までの季節営業で、冬季は全線が閉鎖されます。
モデルコースの流れ
8:00 立山駅をスタート 富山地方鉄道の終点、立山駅に到着。ここが富山県側の玄関口です。ケーブルカーの始発に合わせて早めに動き出すと、一日を余裕をもって使えます。
8:30 美女平でブナ林散策 立山ケーブルカーで標高977メートルの美女平へ。全長約1.3キロメートルの急坂を約7分で登り、巨木のブナ原生林が広がる高原に出ます。
9:30 室堂に到着 立山高原バスで一気に標高2450メートルの室堂へ。美女平から室堂までは約23キロメートル、乗車時間はおよそ50分です。春なら道路の両側にそびえる雪の大谷の壁に圧倒されます。
11:00 みくりが池を一周 青く澄んだ火口湖のほとりを歩き、立山連峰を映す水面を楽しみます。室堂平は高山植物の宝庫で、ゆっくり一周すると景色の変化を味わえます。
13:00 大観峰から黒部平へ 室堂から大観峰までは立山トンネルの電気バスで移動します(かつてのトロリーバスは2025年シーズンから電気バスに切り替わりました)。大観峰からは立山ロープウェイで空中散歩。眼下に黒部湖と後立山連峰が広がります。
15:00 黒部ダムを見学 黒部平からは黒部ケーブルカーで黒部湖へ。迫力の観光放水を眺め、堤高日本一のダムを歩いて渡ります。ダムを渡り切った先の扇沢へは、関電トンネルの電気バスで抜けます。
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見どころ
雪の大谷の巨大な雪の壁、室堂平の高山植物、そして黒部ダムの放水は必見です。季節ごとに表情を変えるのも魅力で、春の雪景色、夏の高山植物、秋の紅葉とそれぞれに違った山岳美が楽しめます。
旅の実用メモ
- 所要時間の目安: 立山駅から扇沢まで、乗り換えと各地の見学を含めて一日がかりです。片道横断か、室堂までの往復かで計画が変わります。
- 交通手段(乗り物): 立山ケーブルカー、立山高原バス、立山トンネル電気バス、立山ロープウェイ、黒部ケーブルカー、関電トンネル電気バスの六つを乗り継ぎます。ロープウェイ以外は原則として乗り換えのたびに乗車します。
- 料金の目安: 立山から扇沢までの全線片道は大人10940円、立山から室堂までの往復は大人7380円が公式運賃です(最新の料金は公式サイトでご確認ください)。
- アクセス: 立山駅までは電鉄富山駅から富山地方鉄道で約一時間。長野県側からは扇沢が起点になります。
- 混雑回避: 大型連休や紅葉期は乗り物ごとに待ち時間が出ます。各乗り物の時刻表を事前に確認し、繁忙期はウェブ切符の予約が安心です。始発から動くと待ちを減らせます。
- 服装: 山上は真夏でも冷え込みます。上着を一枚持ち、歩きやすい靴で臨みましょう。営業期間は例年4月中旬から11月末までです。
ひとことアドバイス
体力や時間に不安があれば、室堂までの往復に絞るのも一つの手です。標高が高いので、水分を取りながらゆっくり歩きましょう。
訪問の実用情報
- 立山駅の駐車場: 無料駐車場が約900台分。繁忙期のみ開放される臨時駐車場が約600台分あり、こちらも無料
- 扇沢駅の駐車場: 無料駐車場230台のほか、有料駐車場350台(12時間ごとに1,000円)。繁忙期は臨時駐車場(1台1,000円、駅まで無料シャトルバスで約15分)も開設されます
- コインロッカー・荷物: 立山駅・美女平駅・弥陀ヶ原駅・室堂駅・黒部ダム駅・扇沢駅にコインロッカーを完備。一時預かりや手荷物回送のサービスもあります
- トイレ: 各駅に車椅子対応トイレを完備。立山駅と扇沢駅のトイレは24時間利用できます
- ペット: 中部山岳国立公園内のため、自然保護の観点からペットの持ち込みは禁止(盲導犬を除く)
- 問い合わせ: 076-481-1500(立山黒部総合案内センター)、0261-22-0804(くろよん総合予約センター)
- 公式情報: 立山黒部アルペンルート 公式サイト(立山黒部貫光)
※上記は各施設・自治体の公表情報にもとづく目安です。時間・料金は変更される場合があるため、お出かけ前に公式情報でご確認ください。
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