宇奈月温泉と黒部峡谷トロッコモデルコース
富山県屈指の温泉地、宇奈月温泉を拠点に、トロッコ電車で断崖の峡谷へと分け入る一日コースです。渓谷美と名湯を一度に味わえます。なお黒部峡谷鉄道は災害の影響で長く運休区間がありましたが、宇奈月から欅平までの全線運転は2026年10月1日に再開しました。これに伴い乗降できるのは宇奈月・黒薙・鐘釣・欅平の4駅となり、暫定の折り返し駅だった猫又駅では乗降できません。
モデルコースの流れ
9:00 宇奈月温泉をスタート 澄んだ黒部川のほとりに広がる温泉街を散策し、旅の始まりを楽しみます。
9:30 トロッコ電車に乗車 黒部峡谷鉄道の宇奈月駅から、赤い車体のトロッコに乗り込みます。窓のない開放的な普通客車が名物です。
10:00 山彦橋と新山彦橋を望む 朱色の鉄橋を渡り、深い谷とダム湖のエメラルドグリーンが目に飛び込みます。
11:00 鐘釣駅で途中下車 峡谷の懐深さを体感します。宇奈月から鐘釣までは片道で約1時間弱(9:13着の便で56分)が目安です。ただし往復乗車券では途中下車ができません。また黒部峡谷鉄道は「鐘釣と欅平の両方で散策する予約はできません」としており、最初に下車する駅までの片道を予約し、以降は当日券で進む形になります。鐘釣駅上流の斜面では対策工事が続いているため、河原の露天や万年雪展望台へ行けるかどうかは、お客さまセンター(0765-62-1011)で事前に確認してください。
12:30 終点欅平へ 宇奈月から欅平までは片道約1時間16分(宇奈月8:17発→欅平9:33着)。ただし2026年は欅平を「歩く」ことができません。 黒部峡谷鉄道は「欅平駅下流部法面および擁壁復旧工事の影響により、欅平駅舎およびビジターセンター以外のエリアにはお進みいただけません」と公表しており、奥鐘橋・人喰岩・猿飛峡・名剣温泉方面の散策はできません。あわせて欅平駅行きの乗降受付数も限定されます。2026年の欅平は「到達して、駅から峡谷を眺めて折り返す」場所と考えてください。
16:00 宇奈月で湯めぐり 戻ったら温泉で冷えた体を温め、一日の疲れを癒やします。

📖 あわせて読みたい(富山県)
見どころ
トロッコから望む新緑や紅葉、エメラルドグリーンのダム湖、そして欅平の断崖絶壁が旅のハイライトです。

旅の実用メモ
- 運行状況(要確認): 2026年10月1日(木)の宇奈月発始発便から全線運転が再開し、宇奈月〜欅平を通して乗れます。乗降駅は宇奈月・黒薙・鐘釣・欅平の4駅で、暫定の折り返し駅だった猫又駅では乗降できません。 なお公式告知によると、2026年12月1日〜6日の宇奈月〜笹平の折り返し運行は電話のみの受付です。最新の運行情報を公式サイトで必ず確認してください。
- 料金の目安: 片道運賃は、大人で宇奈月から鐘釣まで1780円、宇奈月から欅平まで2480円が公式運賃です(最新の料金は公式サイトでご確認ください)。
- 所要時間: 宇奈月から欅平までは片道約1時間20分。途中下車をはさむと半日から一日仕事になります。
- 交通手段(アクセス): 北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅から富山地方鉄道の新黒部駅を経て宇奈月温泉へ。トロッコの起点である宇奈月駅は温泉街のすぐそばです。
- 予約: 全列車が定員制で全員分の座席が確保されますが、予約は必須ではなく、宇奈月駅窓口で午前7時40分から当日券を購入できます。ただし公式も紅葉シーズンの混雑時は事前予約を勧めています。2026年度の欅平行きの予約は電話のみ(0765-62-1011)でネット予約はできません(鐘釣・黒薙行きは電話・Webの両方から可)。
- 服装・混雑回避: トンネル内や渓谷は肌寒く、上着があると安心です。新緑と紅葉の季節は混み合うので、早い時間の便を選ぶとゆったり楽しめます。
ひとことアドバイス
窓のない普通客車は迫力満点ですが冷えます。上着を用意し、往路と復路で景色の見え方が変わるのも楽しみましょう。
訪問の実用情報
- 予約の受付: 予約は電話またはWebチケット予約サイトから。受付は乗車日の3か月前から前日15:00まで(2026年度の欅平行きは電話のみの対応)
- 車両の選び方: 窓のない普通客車は追加料金なし。窓付きで座席がゆったりした「リラックス客車」は1回ごとに別途600円の車両券が必要。11月24日〜30日は運転本数が9便に減り、ほぼ全便がリラックス客車での運行になります
- 駐車場(宇奈月駅前): 約350台収容の有料駐車場。普通車は最初の6時間1,000円、駐車後24時間最大1,500円(バス2,000円・バイク500円)
- 車内にトイレはなく、途中駅でのトイレ休憩もありません。 乗車前に必ず済ませてください。ペットの持ち込みはケージも含めて不可です
- 宇奈月温泉総湯「湯めどころ宇奈月」: 9:00〜22:00(受付は21:00まで)、入浴料は高校生以上510円・小中学生250円・小学生未満無料、毎月第4火曜日が定休
- 問い合わせ: 0765-62-1011(黒部峡谷鉄道お客さまセンター/9:00〜16:30)、0765-62-1126(湯めどころ宇奈月)
- 公式情報: 黒部峡谷鉄道 公式サイト/黒部・宇奈月温泉観光局 公式サイト「黒部めぐり」
※上記は各施設・自治体の公表情報にもとづく目安です。時間・料金は変更される場合があるため、お出かけ前に公式情報でご確認ください。
📚 情報の参照元
本記事のトロッコ電車の運賃、リラックス客車の車両券、宇奈月駅前駐車場の料金と収容台数、北陸新幹線からのアクセスは、黒部峡谷鉄道公式サイト(kurotetu.co.jp)の「運賃・購入方法」および「アクセス」の各ページで確認しました。車内にトイレがないこと、ペットを持ち込めないことも同サイトの注意事項によります。宇奈月温泉総湯「湯めどころ宇奈月」の営業時間(9:00〜22:00、最終受付21:00)と毎月第4火曜日の定休日、問い合わせ先は湯めどころ宇奈月公式サイトの案内をもとにしています(2026年10月時点)。運賃・営業時間・運行区間や予約方法は復旧工事の進捗によって変更されることがありますので、お出かけ前に必ず公式情報で最新の内容をご確認ください。
📍 場所・アクセス
🧭 この記事に関連する特集
✍️ この記事について
この記事は、施設・社寺の公式サイトや、市区町村・観光協会が公開する観光案内、 国や自治体が公表する文化財・名勝の資料など、公的・一次情報をもとにたびたびJAPAN編集部が調べ、旅の計画に役立つ形に整理して作成しています。 料金・営業時間・開催日程などは変更される場合がありますので、お出かけの際は各施設・自治体の公式情報も併せてご確認ください。 編集方針の詳細

