湯豆腐 ― 南禅寺門前に伝わる京の冬の味
湯豆腐 ― 南禅寺門前に伝わる京の冬の味
湯豆腐は、昆布だしを張った鍋でやわらかな豆腐を温め、ポン酢や薬味であっさりと味わう京都の冬の名物です。寺院の精進料理に始まったといわれ、南禅寺門前の茶店で旅人にふるまわれたのが広まりのきっかけと伝わります。豊かな地下水に恵まれた京都ならではの、なめらかな豆腐の口あたりが魅力です。
見どころ
- 南禅寺界隈に老舗の専門店が並び、庭園を眺めながら味わえる店も多い - シンプルだからこそ豆腐そのものの甘みと香りが際立つ - 胡麻豆腐や精進の一品が添えられる会席仕立ても楽しめる
季節の楽しみ方
身体が冷える秋から冬にかけてが湯豆腐の本番です。湯気の立つ鍋を囲めば、底冷えで知られる京都の寒さも心地よく感じられます。紅葉や雪景色とあわせて味わうのもおすすめです。