伊勢神宮 参拝+おかげ横丁 1日コース
古くから「お伊勢さん」と親しまれてきた伊勢神宮は、外宮(豊受大神宮)と内宮(皇大神宮)の二つの正宮を中心に、多くの別宮・摂社をあわせた宮社の総称です。参拝そのものに料金はかからず、境内は年間を通じて午前5時から開いています。ここでは古来の習わしにならって外宮から先にお参りし、内宮を経て門前町のおはらい町・おかげ横丁で食べ歩きまで楽しむ、王道の1日コースをご紹介します。
モデルコースの流れ
9:00 外宮(豊受大神宮)からスタート JR・近鉄の伊勢市駅から表参道を歩いて5分ほどで外宮の入口に着きます。入口から正宮までは徒歩およそ10分。手水舎が参道の左手にあることから、外宮では左側を歩くのが習わしとされています。多賀宮・土宮・風宮といった別宮までめぐると、40分〜1時間ほどです。
10:00 バスで内宮へ移動 外宮前のバス停から三重交通の路線バスで内宮前へ。猿田彦神社前・神宮会館前を経由する直通の55系統ならおよそ10分、停留所の多い51系統では15分ほどかかります。運賃はいずれも520円です。
10:30 内宮(皇大神宮)を参拝 五十鈴川に架かる宇治橋を渡ると、玉砂利の参道が続きます。内宮は手水舎が右手にあり、外宮とは逆に右側通行。手水舎のほかに、五十鈴川の流れに直接手を浸して清める御手洗場(みたらしば)があるのが内宮ならではです。入口から正宮までは徒歩およそ20分。正宮では石段の下までが撮影できる範囲と定められています。
11:30 別宮をめぐる 内宮の第一別宮である荒祭宮、風の神をまつる風日祈宮など、森に包まれた参道をたどって別宮へ。ここまでで内宮の滞在は1時間半ほどが目安です。
12:00 おはらい町を歩く 宇治橋前から五十鈴川に沿って約800メートル続く石畳の通りです。切妻・入母屋の妻入り家屋が軒を連ね、土産物店や食事処が並びます。
12:30 おかげ横丁でランチと食べ歩き 宇治橋から歩いて5分ほど、おはらい町の中ほどに位置します。伊勢うどんやてこね寿司で昼食をとり、食べ歩きも楽しめます。赤福本店は午前5時から午後5時までの営業(繁忙期は変更あり)。本店の店内で味わえるのは赤福餅のみで、1月を除く毎月1日は朔日餅も供されます。
15:00 土産探しをして終了 ういろうや伊勢の地酒など、通り沿いで土産を選んで締めくくります。
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1993年に生まれた門前町
いま多くの人が食べ歩きを楽しむおかげ横丁は、古くからの町並みがそのまま残ったものではありません。1993年(平成5年)に赤福が内宮前に整備した一画で、伊勢路の代表的な建築を再現した町並みに50余りの店が集まっています。名前は、江戸時代に爆発的な流行を見せた集団参詣「おかげ参り」に由来します。毎月1日には早朝から「朔日朝市」が開かれ、参拝帰りの人でにぎわいます。
外宮先祭という習わし
伊勢神宮では、祭典を外宮から先に行う「外宮先祭」の慣例があります。参拝も外宮から内宮へという順が古来の習わしとされ、このコースもその順に組んでいます。時間の都合で内宮だけ、あるいは内宮を先にまわっても差し支えはありません。バスは双方向に運行しているため、逆回りにしても移動の負担は変わりません。
訪問の実用情報
- 参拝時間:1〜4月・9月は午前5時〜午後6時、5〜8月は午前5時〜午後7時、10〜12月は午前5時〜午後5時(正月期間は変更あり)
- 参拝料:無料。ご祈祷を希望する場合は別途初穂料が必要
- 御朱印:内宮・外宮の神楽殿と、月読宮・倭姫宮・月夜見宮・瀧原宮・伊雑宮の別宮宿衛屋で授与。受付は午前6時〜午後6時(10〜12月は午後5時まで)
- 各区間の移動:伊勢市駅→外宮は徒歩約5分/外宮前→内宮前は路線バス約10〜15分・520円/内宮前→おかげ横丁は徒歩約5分
- 所要時間の目安:入口から正宮まで外宮が約10分、内宮が約20分。両宮の参拝で2〜3時間、おかげ横丁での食事と食べ歩きを加えると半日〜1日
- 逆回りの可否:可能。内宮を先にしても参拝できるが、習わしにならうなら外宮が先
- 駐車場:内宮周辺の市営A1(49台・終日入庫可)とA2(155台・午前5時〜午後7時入庫)が最寄り。1時間まで無料、午前7時〜午後5時の入庫で1〜2時間500円、以降30分ごとに100円加算。午後5時〜翌午前7時の入庫は400円引き
- おかげ横丁の営業時間:1〜2月は9時30分〜17時(2月の土日祝は17時30分)、3〜7月は9時30分〜17時30分(4〜7月の土日祝は18時)、8〜9月は9時30分〜18時、10月は9時30分〜17時30分、11〜12月は9時30分〜17時
- 雨天時:参拝は雨天でも可能。玉砂利の参道は濡れると滑りやすくなります。おはらい町・おかげ横丁はアーケードのない石畳なので傘が必要です
- 足もと・服装:外宮・内宮とも参道はほぼ全面が玉砂利で、正宮前には石段があります。ヒールの靴は不向きです
- 車椅子・ベビーカー:外宮・内宮とも入口の衛士見張所で介助式車いす(電動・手動)を貸し出しています。予約は受け付けていません。ベビーカーの貸し出しと預かりは行っていないため、持参する場合は玉砂利を押すことになります
- 混雑を避けるなら:開門直後の午前5〜7時台がもっとも静かです。おはらい町・おかげ横丁は週末の昼前後がピークで、正月三が日は終日混み合います
- 予算の目安:参拝は無料。バス往復1,040円に、昼食と食べ歩きで2,000〜3,000円ほどをみておくと余裕があります
- 所在地:外宮=三重県伊勢市豊川町279/内宮=三重県伊勢市宇治館町1
📚 情報の参照元
参拝時間、入口から正宮までの所要時間、御朱印の授与場所と受付時間、車いすの貸し出しとベビーカーの取り扱いは、伊勢神宮公式サイトの「ご参拝・ご祈祷」およびよくあるご質問のページで確認しました。おかげ横丁の月別の営業時間、宇治橋からの距離、朔日朝市についてはおかげ横丁公式サイトの案内、赤福本店の営業時間と朔日餅の扱いは赤福公式サイトの店舗案内によります。内宮A1・A2駐車場の収容台数と料金は伊勢市の駐車場案内「らくらく伊勢もうで」、外宮前〜内宮前のバス運賃と所要時間は三重交通の路線バス検索の表示にもとづいています。時間・料金は変更されることがあるため、おでかけ前に公式情報でご確認ください。
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