奈良・東大寺お水取りとは|二月堂で続く1260年の伝統行事2026
1270年以上続く伝統行事
東大寺二月堂の「修二会(しゅにえ)」は、752年に初めて行われて以来、戦乱や天災にもかかわらず一度も途絶えることなく1270年以上続いてきた仏教の伝統行事です。「お水取りが終わると奈良に春が来る」と言われるほど、奈良の春の訪れを告げる風物詩。一般には「お水取り」「お松明」の名で親しまれ、毎年3月1日から14日まで行われます。
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お松明(たいまつ)
修二会の期間中、毎夜、練行衆(れんぎょうしゅう)と呼ばれる僧侶たちの道明かりとして、巨大な松明が二月堂の舞台を走り回ります。松明から舞い散る火の粉を浴びると、その年を無病息災で過ごせるとされ、大勢の見物客が二月堂の下に集まります。特に12日の「籠松明(かごたいまつ)」は一段と大きく、迫力満点です。
お水取りの意味
「お水取り」の名は、3月12日深夜(13日未明)に、堂前の「若狭井(わかさい)」から本尊にお供えする「お香水(おこうずい)」を汲み取る儀式に由来します。遠く若狭(福井県)から地下を通って水が送られてくるという伝承があり、人々の罪や汚れを懺悔する神聖な行事です。
二月堂からの眺め
二月堂の舞台からは奈良市街地が一望でき、晴れた日には大阪方面まで見渡せる絶景スポットです。修二会の期間以外もいつでも自由に参拝でき、東大寺観光の必須コースのひとつになっています。
見物のコツ
お松明は3月1〜14日まで毎晩行われ、特に12日は大変な混雑となります。ゆっくり見たい人は平日の前半がおすすめ。夜は冷え込むため、暖かい服装で出かけましょう。