日田温泉|日帰り入浴の料金・営業時間・駐車場【大分】
豊かな水をたたえた筑後川上流の三隈川が流れる日田市は、古くから「水郷」と呼ばれてきた町です。その川沿いに旅館が並ぶのが日田温泉。日田温泉旅館組合によれば、現在7軒の温泉旅館があり、夕食を屋形船でとりながら鵜飼を見物できるのがこの温泉地の一番の特徴です。江戸情緒を残す豆田町の町並みも近く、湯と川遊びと町歩きをひとつの行程にまとめられます。
200年の屋形船と、400年の鵜飼
日田温泉旅館組合の案内によると、日田の屋形船はおよそ200年前、幕府直轄の天領だった日田に江戸から着任した代官が始めたとも言われます。船は全長約10メートル、重さ1トンほどの川舟で、内部は畳敷き。1艘あたり最大30人が食事や宴会を楽しめ、17艘以上が川面に並ぶ姿は日田の風物詩になっています。日田では屋形船のことを「遊舟(ゆうしゅう)」と呼びます。
鵜飼のほうは約400年の歴史があり、岐阜県長良川から鵜匠を招いて始まったと伝えられ、大分県の無形民俗文化財に指定されています。5月20日から10月31日までの期間、篝火の下で鵜匠が鵜を操る様子を屋形船から見物でき、鵜飼舟を屋形船に横づけして鵜匠が鵜の特性や歴史を解説してくれることもあります。
11月から4月にかけては、屋形船に障子を張った「雪見船」に姿を変えます。冬でも川に出られるのが日田の面白いところです。
湯づかいを知っておく
日田温泉旅館組合は、日田の湯を単純泉とし、昔から子宝温泉として親しまれ、リウマチ・神経痛・疲労回復に効くと案内しています。
一方、三隈川の中州に建つ「日田温泉はなの樹 RIVER TERRACE」は自前の源泉を持っています。同館の公式サイトによれば、源泉は正面玄関近くにある「湯の滝」の地下約1,500メートルを掘削したもので、約70度の湯が自噴。泉質は「日田三隈川温泉」のナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉で、天然温泉100%とうたっています。露天風呂は源泉かけ流しで、高温の源泉を加水せずに冷ますため「湯雨竹」という装置で適温に調整しているのが特徴です。同館は自館の湯を、飲泉にも適した泉質としています。
訪問の実用情報
- 泉質:宿によって案内が異なります。日田温泉旅館組合は単純泉と紹介。はなの樹 RIVER TERRACEの源泉は「日田三隈川温泉」で、ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(天然温泉100%)
- 源泉温度:はなの樹の源泉は地下約1,500メートルから約70度で自噴
- 湯づかい:はなの樹の露天風呂は源泉かけ流し。加水せず「湯雨竹」で温度を下げて適温にしています
- 適応症:神経症、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、疲労回復、健康増進、糖尿病など(はなの樹の案内)
- 飲泉:はなの樹は自館の源泉を飲泉にも適した湯としています
- 日帰り入浴(はなの樹 RIVER TERRACE):11:00〜22:00、最終受付21:00。大人1,000円、小人400円、小学生未満は無料、日田市民は800円。バスタオルは券売機で400円の貸出、フェイスタオルは売店で300円
- サウナ(はなの樹):男女それぞれの大浴場に最大24名収容のフィンランド式サウナ。80〜90度でロウリュあり、水風呂は地下水のかけ流し
- 日帰り入浴(歴史の宿 亀山亭ホテル):15:00〜17:30、大浴場と露天風呂で大人600円・小人300円、タオル付き。電話0973-23-2191で事前確認を
- 日帰り入浴(小京都の湯 みくまホテル):12:00〜15:00、大浴場・露天風呂に加えて家族風呂も。大人700円・小人400円、家族風呂は追加2,200円。電話0973-23-3000で事前確認を
- 立ち寄り前の確認:日帰り入浴は宿泊客の状況で受け入れが変わるため、旅館組合も利用前に各旅館へ確認するよう案内しています
- 屋形船の料金目安:貸切が原則で、15人乗り28,600円程度、20人乗り42,900円程度、30人乗り57,200円程度(食事は別途)。1人4,000円程度の乗合舟もあり、こちらは鵜飼観覧料込みで18時半〜19時ごろ出船、約2時間。予約は各旅館へ
- 川開き観光祭:5月末の土日に開かれる日田最大のイベント。30万人ともいわれる人出で、屋形船から花火を見られます。申し込みが集中するので予約は早めに
- アクセス:JR久大本線・日田駅から車で約8分(はなの樹の場合)。日田駅から徒歩2分の日田バスセンターから市内循環バスで約11分という行き方もあります。車は大分自動車道・日田ICから約9分
- 駐車場:はなの樹 RIVER TERRACEは無料で60台。事前予約でJR日田駅からの送迎も受け付けています
- バリアフリー:亀山亭ホテルはバリアフリーへの取り組みを掲げ、ユニバーサルルームを用意。ロビーには足湯もあります。はなの樹 RIVER TERRACEにもバリアフリー対応客室があります
- 所要時間の目安:入浴だけなら1時間ほど。屋形船に乗るなら約2時間、豆田町の散策を加えると半日から1日
- 所在地:はなの樹 RIVER TERRACEは大分県日田市中ノ島町685-6、亀山亭ホテルは日田市隈1-3-10、みくまホテルは日田市隈1-3-19。日田温泉旅館組合は日田市隈2丁目2-1
📚 情報の参照元
屋形船と鵜飼の由来・時期・料金の目安、川開き観光祭、日帰り入浴を受け付ける3軒の時間と料金、日田の湯の性格については、日田温泉旅館組合の公式サイト(立寄り湯・屋形船・温泉宿一覧の各ページ)で確認しました。泉質・源泉の深さと温度・源泉かけ流しと湯雨竹による調整・適応症・日帰り入浴の時間と料金・タオルの貸出と販売・サウナの仕様・駐車場・アクセスは、日田温泉はなの樹 RIVER TERRACEの公式サイトによります。バリアフリーへの取り組みとユニバーサルルーム、ロビーの足湯は亀山亭ホテルの公式サイトの案内、日田三隈川温泉の位置づけと大分自動車道からのアクセスは日本温泉協会の温泉地データベースを参照しました。変更されることがあるため、おでかけ前に公式情報でご確認ください。
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