由布院温泉|日帰り入浴の料金・営業時間・駐車場【大分】
雄大な由布岳のふもとに広がる由布院温泉は、全国的にも人気の高い湯の街です。由布市は「温泉湧出量全国2位、源泉数全国2位」と紹介しており、これだけの湯量を持ちながら、田園風景と落ち着いた街並みが残っているのがこの街の個性です。カフェや工房、美術館が点在し、湯めぐりだけでなく散策そのものを楽しめます。
見どころ
街のシンボルである金鱗湖は、朝霧に包まれる幻想的な光景で知られています。湖畔から由布岳を望む景色は絵になり、写真好きにも人気です。金鱗湖へ続く湯の坪街道には個性豊かな店が並び、食べ歩きや土産探しも楽しめます。湖のほとりには茅葺きの湯小屋の共同浴場「下ん湯」があり、湯船から金鱗湖を眺められます。
「湯布院温泉郷」になるまで
由布院の湯が公に評価された節目は昭和34年(1959年)5月5日です。この日、当時の湯布院町にあった由布院温泉と湯平温泉が「湯布院温泉(由布院・湯平)」として国民保養温泉地に指定されました。国民保養温泉地は、泉質や湧出量だけでなく、温泉地としての環境や保養に適した条件が備わっているかを見て指定されるものです。
その指定はおよそ60年を経て広がりました。2019年(令和元年)10月4日、由布院温泉・湯平温泉に塚原温泉・庄内温泉・挾間温泉を加えた由布市内5つの温泉地が、「湯布院温泉郷」として拡充指定されています。名前が「温泉」から「温泉郷」に変わったのは、由布院の駅前だけでなく市域全体を保養の場としてとらえ直したということでもあります。旅の行き先を由布院の街なかに限らず、少し足をのばして考えてみる価値がある地域です。
湯づかいと泉質を知っておく
由布院温泉旅館組合によれば、この一帯には約900の源泉があり、湧出量は毎分38,600リットル。泉質は多くが単純温泉またはアルカリ性単純温泉で、なかには塩化物泉や炭酸水素塩泉といった塩類泉もあります。刺激の少ない、長く浸かっていられるタイプの湯が中心です。
たとえば眺望露天で知られる山のホテル夢想園の源泉は「御夢想温泉」といい、泉質はアルカリ性単純温泉、源泉温度は62.5度(混合湯)。金鱗湖畔の下ん湯は単純泉で、源泉温度は69.4度と熱めです。どちらも高温の源泉なので、湯口の近くは特に熱くなります。
訪問の実用情報
- 泉質:由布院温泉全体では単純温泉・アルカリ性単純温泉が中心で、塩化物泉や炭酸水素塩泉の源泉もある
- 適応症(山のホテル夢想園):神経痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
- 源泉温度:夢想園の御夢想温泉は62.5度(混合湯)、下ん湯は69.4度
- 日帰り入浴(山のホテル夢想園):受付10:00〜14:00、入浴は14:30まで。大人(中学生以上)1,000円、子ども(5〜12歳)700円、0〜4歳は無料。掃除日にあたる水曜の女性と金曜の男性は大人700円・子ども600円
- 夢想園の曜日ごとの注意:月曜は家族内湯、火曜は家族露天風呂、水曜は女性専用湯、木曜と金曜は男性専用湯が利用できない場合がある。不定休で月に数日の休館日もある
- 露天風呂:夢想園は女性専用「空海の湯」が150畳以上、男性専用「御夢想の湯」が約100畳。西日本でも有数の広さ
- 貸切風呂・家族風呂:夢想園の家族風呂は3か所。予約制ではなく、扉の前まで行って空いていれば利用できる方式
- タオル・備え付け(夢想園):ボディソープ・シャンプー・リンスは備え付け。タオルは持参するか、館内でバスタオル1,500円・フェイスタオル300円で購入する
- 共同浴場・下ん湯:金鱗湖畔の茅葺きの湯小屋で、混浴。営業10:00〜22:00、休みなし。脱衣所と湯船だけの簡素な造りで、内湯と湖に面した露天が仕切りなく並ぶ。所在地は由布市湯布院町川上1585
- 共同浴場・ゆのつぼ温泉:入浴料200円、10:00〜22:00(変動あり)。男女とも檜を使った内湯。所在地は由布市湯布院町川上1087番地1
- クアージュゆふいん(湯布院健康温泉館):大人(高校生以上)830円、小人(小学生から中学生)620円。お風呂のみの利用なら大人・小人とも520円。10:00〜21:00(受付は20:30まで)、毎週木曜休。駐車場・トイレあり。所在地は由布市湯布院町川上2863番地
- 足もと・設備:下ん湯やゆのつぼ温泉のような共同浴場は設備が簡素で、備品はほとんどない。タオルと石けん類は持参するのが確実
- 支払い:共同浴場は入浴料が数百円と安いので、小銭を用意しておくと動きやすい
- アクセス:玄関口はJR久大本線の由布院駅。下ん湯や金鱗湖までは駅から徒歩約20分で、街なかは歩いてめぐれる。山のホテル夢想園は由布市湯布院町川南1243で駐車場あり
- 駐車場:金鱗湖の周辺には有料駐車場がある
- 所要時間の目安:入浴だけなら1時間ほど、街歩きと金鱗湖の散策を合わせると半日から一日
- 時間帯の選び方:日帰り入浴は昼までに受付を終える宿が多く、夢想園も受付は14:00まで。午前中に動くほうが選択肢が広い。湯の坪街道は日中がにぎわうので、静かに歩くなら朝か夕方
📚 情報の参照元
湧出量・源泉数の全国順位と共同浴場(ゆのつぼ温泉、クアージュゆふいん)の料金・営業時間・所在地は由布市公式サイトの観光・温泉のページで確認しました。国民保養温泉地の当初指定(昭和34年5月5日)と2019年10月4日の「湯布院温泉郷」への拡充指定も由布市公式サイトのお知らせによります。源泉数約900・毎分38,600リットル・泉質の傾向は由布院温泉旅館組合の案内、山のホテル夢想園の日帰り入浴時間・料金・掃除日・タオル販売・家族風呂・泉質・源泉温度・適応症は同ホテル公式サイトの日帰りと温泉のページ、下ん湯の営業時間・泉質・源泉温度・所在地は大分県の観光情報公式サイトによります。変更されることがあるため、おでかけ前に公式情報でご確認ください。
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