ごどうふ(呉豆腐)
ごどうふは、有田町を中心に受け継がれてきた郷土の豆腐です。一般的な豆腐がにがりで固めるのに対し、ごどうふは豆乳を葛やでんぷんで固めるのが最大の特徴。そのため、もちもちとして、ぷるんと弾むような独特の食感が生まれます。豆の風味が濃厚で、そのまま醤油や辛子で味わうほか、揚げたり、甘いタレをかけたりと、地域ごとに親しまれ方もさまざまです。
見どころ
有田町は有田焼で世界に知られる焼き物の里。窯元が集まる町並みを散策しながら、地元の食堂や旅館でごどうふを味わうのは格別です。焼き物の産地らしく、美しい器に盛られたごどうふは目にも楽しく、器と料理の両方を堪能できます。滑らかで濃厚な口当たりは、豆本来の甘みと香りを存分に感じさせてくれます。
季節の楽しみ方
ごどうふは冷やしても温めてもおいしく、季節を問わず楽しめる懐の深い一品です。暑い時期には冷やして、わさび醤油や辛子でさっぱりと。寒い時期には温めて、とろりとした食感を味わうのもおすすめです。有田の陶器市など、町がにぎわう時期に訪れれば、食べ歩きの一品としても楽しめます。
アクセス・基本情報
有田町は佐賀県の西部、長崎県との境に近い山あいに位置します。鉄道の駅から窯元の集まる地区へは徒歩や車でアクセスでき、周辺の食堂や土産物店でごどうふを買い求めたり味わったりできます。持ち帰り用に販売する店もあるので、お土産としても人気です。
ひとことアドバイス
まずは何もつけずに、豆の風味ともちもちの食感をそのまま味わってみてください。醤油や辛子、地域によっては甘いタレなど、いろいろな味付けを試すと新たな発見があります。冷蔵で持ち帰る際は、なるべく早めに味わうのがおすすめです。