神田祭|江戸を代表する「天下祭」【東京・日本三大祭】
東京・千代田区の神田明神(神田神社)で行われる祭礼が「神田祭」。京都の祇園祭、大阪の天神祭とともに「日本三大祭」の一つに数えられ、江戸の山王祭・深川八幡祭と並ぶ「江戸三大祭」でもあります。
「天下祭」と呼ばれた理由
江戸時代、神田祭は将軍の上覧を受ける格式高い祭りでした。豪華な山車や神輿からなる祭礼行列が江戸城内へと練り込み、徳川将軍や御台所が上覧したことから、庶民はこれをやがて「天下祭」と呼ぶようになりました。もとは毎年行われていましたが、山王祭と一年交代で斎行するようになり、現在も二年に一度、盛大な本祭りが営まれています。

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徳川家康の勝利と結びついた由来
神田祭が「天下祭」として崇められた背景には、徳川家康との深い縁が伝えられています。関ヶ原の合戦にあたり、家康が神田明神に戦勝を祈願したところ、祭礼の日にあたる日に見事勝利をおさめ、天下統一を果たしたといいます。これにより神田明神は幕府から手厚く崇敬され、祭りも幕府公認の格式高い行事として盛大に営まれるようになりました。江戸後期の絵巻には、各町の華やかな山車とともに、踊り屋台や仮装行列で沿道を沸かせた「附け祭(つけまつり)」の賑わいも描かれ、当時の熱気を今に伝えています。
神幸祭と神輿宮入
本祭りの中心は、五月十五日に近い土曜に行われる「神幸祭」。一之宮・大己貴命(だいこく様)、二之宮・少彦名命(えびす様)、三之宮・平将門命をお乗せした鳳輦(ほうれん)や宮神輿が、平安装束をまとった行列とともに氏子の町々を一日かけて巡行します。翌日曜の「神輿宮入」では、氏子各町の神輿が続々と神田明神へ集まり、祭りは最高潮を迎えます。
開催時期とアクセス
本祭りは二年に一度、五月中旬に開催されます(その間の年は規模を縮めた陰祭り)。神田明神へはJR・東京メトロの御茶ノ水駅や、東京メトロ末広町駅などから徒歩圏内。日程は年によって異なるため、お出かけ前に神田明神の公式情報でご確認ください。
祭りの実用情報
- 2026年(令和8年)は「陰祭」:神田明神が公式に「令和8年神田祭は陰祭のため、神幸祭や神輿宮入は執り行いません」と告知しています。5月14日(木)に献茶式(表千家奉仕)・明神能(金剛流奉仕)、5月15日(金)14時〜に例大祭が斎行されます。豪華な行列を目当てに訪れる場合は、次の本祭の年をご確認ください
- 受付時間:授与所等の受付は5月14日 10:00〜12:00、5月15日 12:00〜15:30。神事のため昇殿参拝の受付は停止されます
- 会場:神田明神(神田神社/東京都千代田区外神田2-16-2)
- 最寄り駅:JR中央・総武線 御茶ノ水駅(聖橋口)徒歩5分/東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅(1番口)徒歩5分/千代田線 新御茶ノ水駅(B1)徒歩5分/銀座線 末広町駅 徒歩5分/JR京浜東北線・山手線 秋葉原駅(電気街口)徒歩7分/日比谷線 秋葉原駅 徒歩7分/都バス「神田明神」徒歩1分
- 駐車場:参拝者駐車場は「若干数」のみ(正面鳥居から随神門右側の脇門を入り神社北側)。公式は周辺の秋葉原UDXパーキング(徒歩約5分・800台・24時間・平日1日2,000円)、秋葉原ダイビル駐車場(112台・7:00〜23:00・1日2,000円)を案内しています
※明神能の開演時刻、屋台・露店、交通規制については公式で公表されていません。
(出典:神田明神公式サイト、神田祭公式サイト)
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