敦賀トンネル温泉|日帰り入浴の料金・営業時間・駐車場【福井】
北陸トンネルの掘削中に噴き出した湯を、7キロも引いてつくられた温泉地。それが敦賀トンネル温泉です。敦賀市街を見下ろす丘の上にあり、いま湯を使っているのは一軒宿の「北国グランドホテル」。宿泊だけでなく朝と午後に日帰り入浴を受け入れており、展望大浴場から敦賀の街と敦賀湾を望めます。
1960年3月4日、トンネルの中から
湧出の日付までわかっている温泉です。1960(昭和35)年3月4日、建設中の北陸トンネル内、敦賀口から6.3キロ進んだ敦賀市新保の地面から、水温26度・毎分600〜700リットルという大量の湯が噴き出しました。工事の副産物として現れたこの湯を、敦賀市は観光に生かそうと考えます。トンネル開通の2年後、敦賀口から約1キロ離れた中(なか)と吉河のあいだにまたがる丘に土地を開き、およそ7キロの配管で湯を引いて温泉街をつくりました。
最盛期には、北国グランドホテルをはじめ旅館や国民宿舎など十軒ほどの宿が丘の上に並んだといいます。しかしこの温泉街は十数年で廃れ、当時から残るのは北国グランドホテルのみ。ホテルの周辺には現在、福祉施設や病院が六つ建っています。丘の上に一軒だけ宿が残る、いまの景色にはそういう来歴があります。
湯づかいを知っておく
浴場の名は男湯が「つるつるの湯」、女湯が「すべすべの湯」。泉質は単純泉で、適応症として神経痛、慢性皮膚病、慢性婦人病、糖尿病、神経炎、リウマチが挙げられています。
湧出口の温度は25.2度。ホテルは公式サイトで「源泉は25.2度しかない為過熱しております」と明記しています。加温して使う湯である点は、訪ねる前に知っておくとよいでしょう。露天風呂とサウナはなく、風呂は男女それぞれ内湯が1つずつ。ただしその内湯が180度の眺望をもつ展望大浴場で、昼は敦賀の街並みと奥の敦賀湾、夜は市街の灯りが窓いっぱいに広がります。日没どきを狙うと、昼から夜へ移り変わる眺めを湯船から続けて楽しめます。
湯上がりには港町の敦賀へ。気比神宮や敦賀港、赤レンガ倉庫といった見どころは、ホテルから車で10分ほどの市街地に集まっています。
訪問の実用情報
- 温泉を利用できる施設:敦賀トンネル温泉 北国グランドホテル(一軒宿)
- 泉質:単純泉。浴場名は男湯「つるつるの湯」、女湯「すべすべの湯」
- 適応症:神経痛、慢性皮膚病、慢性婦人病、糖尿病、神経炎、リウマチ
- 湧出口温度:25.2℃。低温のため加温して使用していることを公式に公表しています
- 浴槽:内湯 男1・女1(展望大浴場)。露天風呂・サウナ・混浴はありません
- 日帰り入浴の時間:7:00〜10:00/13:00〜21:00(清掃の都合で前後することがあります)
- 日帰り入浴料:1,000円(税込)、小学生以下500円(税込)
- 日帰り入浴の休み:ホテルが休館の日は日帰り入浴も休止。また修学旅行の受け入れがある日も休止となります。訪ねる前に電話で確認しておくと確実です
- 宿泊者の入浴時間:6:00〜23:00(清掃の都合で前後することがあります)
- 入湯税:宿泊の場合、大人150円が別途必要です
- アメニティ:客室備え付けとしてハンドタオル、バスタオル、シャンプー、リンス、ボディーソープ、石鹸、歯ブラシ、浴衣、髭剃り、シャワーキャップ、くしが用意されています
- 支払い:現地でJCB、VISA、マスター、AMEX、UC、NICOS、セゾン、UFJ、デビットカードが利用できます
- 駐車場:無料。宿泊者はチェックインの前日から、チェックアウト後も1日まで預けられます
- アクセス(車):北陸自動車道・敦賀ICから約5分。ICを出て左に走り、最初の信号を左折して道なり
- アクセス(鉄道):JR敦賀駅から車で約10分。宿泊者向けに送迎あり(迎え14:30〜17:00、送り9:00と10:00の2回、いずれも要予約)。送迎バスにチャイルドシートの用意はありません
- 冬季の道路事情:ホテルは冬期にチェーン規制が頻繁にあるとして、スタッドレスタイヤかチェーンの携行を呼びかけています
- 所在地・電話:福井県敦賀市中80号1-3/0770-22-4551
- 所要時間の目安:入浴だけなら1時間ほど。敦賀の市街観光と組み合わせるなら半日
📚 情報の参照元
泉質・適応症・湧出口温度・加温している旨・浴槽の構成・日帰り入浴の時間と料金・アメニティ・クレジットカードの利用可否・入湯税・駐車場・アクセス・冬期のタイヤ規制については、敦賀トンネル温泉 北国グランドホテルの公式サイトの温泉ページ、館内施設ページ、交通アクセスページ、よくあるご質問を参照しました。日帰り入浴の休止条件(休館日・修学旅行受け入れ日)も同じくよくあるご質問の記載によります。湧出の日付・場所・湧出量・水温、温泉街の造成と衰退の経緯は、北陸トンネル開通60周年を伝えた日刊県民福井(中日新聞)の連載記事によります。料金・営業時間・利用条件は変更されることがあるため、おでかけ前に公式情報でご確認ください。
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