稲佐山と長崎市内の湯|日帰り入浴の料金・営業時間・駐車場
港町・長崎の街を見下ろす稲佐山は、世界有数の夜景スポットとして知られています。そのふもとの中腹には天然温泉の日帰り施設があり、坂道だらけの街歩きで疲れた足をほぐしてから、あるいは湯上がりに、山頂の夜景へ向かうことができます。湯と夜景をひと続きで味わえるのが、この街ならではの過ごし方です。
見どころ
標高333mの稲佐山の山頂展望台からは、すり鉢状の地形に広がる長崎の街灯りが360度見渡せます。展望台の入場は無料で、営業時間は9:00〜22:00。時間外は展望台の建物内には入れませんが、屋上テラスは24時間開放されています。
ふもとから山頂へは長崎ロープウェイが5分ほどで結びます。市街地側にはグラバー園や大浦天主堂、出島、眼鏡橋といった見どころが集まり、市電で移動しながら巡れます。
「世界新三大夜景」に二度選ばれた街
長崎の夜景が「世界新三大夜景」として世界的に知られるようになったのは、2012年のことです。このとき選ばれたのは香港・モナコ・長崎の3都市でした。
その約10年後、2021年11月19日に出島メッセ長崎で開かれた「世界夜景サミット in 長崎」で、認定都市が改めて選び直されます。夜景観光コンベンション・ビューローが「魅力ある夜景」「夜景観光への取り組み」など11の検証項目を設け、認定を受けた夜景観光士らの投票で決定する方式で、新たに選ばれたのはモナコ・長崎・上海の3都市。長崎は2012年に続く2度目の認定となりました。
すり鉢状の斜面に住宅が密集する長崎特有の地形に加え、演出照明などの取り組みが評価された結果です。展望台から見える光の粒の一つひとつが、山の斜面に暮らす人々の生活の灯りだという点が、他の夜景都市にはない長崎らしさといえます。
湯づかいを知っておく
稲佐山の中腹に湧く稲佐山温泉は、地下1,500mから汲み上げた天然温泉です。泉質は単純温泉で、刺激が少なくやわらかな肌ざわり。日帰り施設「稲佐山温泉 ふくの湯」で入浴できます。
ただし、源泉かけ流しではありません。露天風呂の寝湯・壺湯、内湯の主浴槽のほか、ジェットバスや高濃度人工炭酸泉、遠赤外線サウナ・スチームサウナ・塩サウナといった浴槽が並ぶ、いわゆるスーパー銭湯型の大型施設です。純粋な湯治場的な温泉を期待して行くと印象が違うかもしれませんが、露天風呂から長崎市街を見下ろせる眺望は、この立地ならではのものです。
訪問の実用情報
- 泉質:単純温泉。地下1,500mから汲み上げた天然温泉で、刺激が少ないやわらかな湯
- 湯づかい:源泉かけ流しではありません。炭酸泉は高濃度人工炭酸泉です
- 日帰り入浴(稲佐山温泉 ふくの湯):月〜木・日は9:30〜翌1:00(最終受付 翌0:30)、金・土・祝前日は9:30〜翌2:00(最終受付 翌1:30)。年中無休(メンテナンス日を除く)
- 入浴料:大人 平日850円/土日祝900円、子ども(3歳〜小学生)450円。別途入湯税30円(12歳以上65歳未満)
- 支払い:現金のみ。カード・電子マネーは利用できません。山あいの施設なので現金を用意して向かってください
- 貸切(家族風呂):休憩室付きの半露天の貸切風呂が6室。大人4名まで60分3,000円、平日限定90分4,300円。前日から電話予約可
- タオル:フェイスタオル100円、バスタオル200円のレンタルあり。家族風呂の室内にはタオル・ドライヤー・ヘアブラシ・洗顔などが備え付け
- タトゥー・刺青:入れ墨・タトゥー(シール類を含む)のある方は利用できません。大浴場・家族風呂ともに不可です
- 混浴:小学生以上の子どもの混浴はできません
- 露天風呂:あり(寝湯・壺湯)。長崎市街を望みます
- 駐車場:無料300台。大型車(バス・トラック等)は駐車できません
- アクセス(ふくの湯):長崎市岩見町451-23。JR長崎駅・住吉方面から無料の循環バスが運行しており、長崎駅発は8:45が始発、22:30着が最終。路線バスなら「岩見橋」バス停から徒歩約7分
- アクセス(稲佐山山頂):長崎ロープウェイ淵神社駅から稲佐岳駅まで約5分。運行は9:00〜22:00(上り最終21:00、悪天候時運休)。市内中心部のホテルとJR長崎駅を回る無料シャトルバスが淵神社駅まで走ります
- ロープウェイ運賃:2026年4月1日改定。往復は一般(12歳以上)1,900円、小学生950円、小学生未満無料。片道は一般1,040円、小学生520円
- 稲佐山スロープカー:中腹駅〜山頂駅。往復は大人(12歳以上)1,000円、小児(6〜12歳未満)500円
- 稲佐山の駐車場:中腹駐車場は一般400台・大型バス20台で無料(9:00〜22:00)。山頂駐車場は40台で24時間につき1,000円、大型車進入不可。土日祝と規制日の18:00〜22:00は山頂駐車場に一般車両は入れません
- 足もと・坂:長崎は坂と石段の多い街です。市街地の観光と組み合わせるなら歩きやすい靴で。夜景目当てに山頂へ上る場合、展望台までは舗装路と施設内エレベーターで移動できます
- 所要時間の目安:入浴で1〜2時間。夜景とあわせるなら半日みておくと余裕があります
- 混雑を避けるなら:週末の夕方から夜は入浴客も夜景客も増えます。日中の時間帯がゆったり。夜景は日没前に上がって空が暗くなる過程を眺めるのがおすすめです
📚 情報の参照元
日帰り入浴の営業時間・入浴料・家族風呂の料金・タオルレンタル・駐車場・現金のみの支払い・無料循環バスの時刻は、稲佐山温泉ふくの湯の公式サイト(長崎店の料金一覧・交通アクセス・ご利用案内の各ページ)で確認しました。入れ墨・タトゥーの取り扱いと混浴の制限も同サイトのご利用案内によります。泉質・源泉の深さ・浴槽構成・源泉かけ流しでない点は、同店の紹介ページおよび温泉施設情報をもとにしています。稲佐山展望台の入場無料・営業時間、ロープウェイとスロープカーの2026年4月1日改定運賃、各駐車場の料金は、稲佐山公園の公式サイトで確認しました。「世界新三大夜景」の2012年の初認定と2021年11月19日の再認定については、夜景観光コンベンション・ビューローおよび報道によります。料金や営業時間・定休日は変更されることがあるため、おでかけ前に公式情報でご確認ください。
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