飛鳥・橿原 古代史サイクリングコース 石舞台古墳と謎の石造物
日本という国が形づくられた飛鳥時代。その舞台となった明日香村は、田園風景の中に古墳や謎めいた石造物が点在する「日本の心のふるさと」です。レンタサイクルでのどかな道を走りながら、古代史のロマンに浸る1日コース。終点の橿原神宮もあわせてめぐります。
モデルコースの流れ
9:00 近鉄飛鳥駅をスタート 駅前のレンタサイクル店で自転車を借りて出発。明日香レンタサイクルの場合、料金は1日1台あたり自転車が一律1,200円、電動自転車が一律1,700円です(2025年3月に改定)。電動アシスト付きなら坂道も安心。ヘルメットは無料で借りられます。営業は9:00〜17:00で、橿原営業所など他営業所への乗り捨ても1台200円で可能です。公式サイトのクーポンを提示すると1台200円引きになります。
9:30 高松塚古墳・壁画館 極彩色の壁画で知られる古墳。隣接する高松塚壁画館で、再現された女子群像などを見学できます。入館料は大人300円・大学高校生130円・小中学生70円が目安。開館は9:00〜17:00(入館は16:30まで)で、2・4・7・11月の第2月曜などが休館日です。所要およそ30分。
10:15 亀石 道沿いにたたずむ、亀のような形の謎の石造物。屋外にあり見学は無料です。なぜ作られたのか、今もはっきりわかっていません。
10:45 橘寺 聖徳太子生誕の地と伝わる寺。拝観料は大人・大学生500円(2026年4月1日改定)・中高生300円・小学生200円、拝観時間は9:00〜17:00(受付は16:30まで)。のどかな田園の中に建ち、二つの顔をもつ二面石も見どころです。所要およそ30分。
11:30 石舞台古墳 巨石を積み上げた日本最大級の横穴式石室。蘇我馬子の墓とも伝わり、内部に入って見学できます。料金は大人300円・高校生以下100円が目安。開園は9:00〜17:00(受付16:45まで)。コース随一の迫力で、所要およそ30〜40分。
12:30 昼食(石舞台周辺) 国営飛鳥歴史公園の芝生広場や周辺の食事処で休憩。地元の食材を使ったランチで一息つきます。
13:30 飛鳥寺(安居院) 日本最古級の仏像、飛鳥大仏が安置される寺。拝観料は大人350円・中高生250円・小学生200円が目安。拝観時間は4〜9月が9:00〜17:30、10〜3月が9:00〜17:00(いずれも受付は15分前まで)。やさしい表情の大仏とゆっくり向き合えます。所要およそ30分。
14:15 酒船石・亀形石造物 用途の謎が残る石の遺構を見学。飛鳥寺のすぐ近くにあり、古代の祭祀の場とも言われています。
15:15 橿原神宮へ 飛鳥から北西へおよそ30〜40分走り、初代神武天皇をまつる橿原神宮へ。境内散策は自由で、広々とした境内と荘厳な社殿は必見です。
16:15 橿原神宮前駅で返却・解散 橿原神宮からは徒歩約8分。レンタサイクルを返して1日を終えます。
見どころ
最大の見どころは石舞台古墳。むき出しになった巨大な石室は圧巻で、中に入ると古代の技術力に驚かされます。高松塚古墳の壁画、亀石や酒船石といった謎の石造物も飛鳥ならでは。飛鳥寺の飛鳥大仏は、日本仏教のはじまりを今に伝える貴重な存在です。
アクセス・まわり方のコツ
拠点は近鉄飛鳥駅。スポットが点在しているので、レンタサイクルが断然便利です。アップダウンがあるため電動自転車がおすすめですが、明日香レンタサイクルでは電動自転車の予約を受け付けておらず台数にも限りがあるため、朝早めの到着が安心。周遊バス「赤かめ(明日香周遊バス)」もあるので、体力に応じて使い分けましょう。橿原神宮前駅で乗り捨て返却できる店を選ぶと効率的です。
旅の実用メモ
・おすすめの季節・時間帯:菜の花やレンゲが咲く春、稲穂が実る秋の田園風景が特に美しいエリアです。夏は日差しが強く冬は風が冷たいので、走るなら春秋が快適。各施設とも受付は16:30〜16:45ごろに終わるため、午前スタートで動くのが鉄則です。 ・混雑回避:桜や紅葉の週末は石舞台古墳やレンタサイクル店が混みます。自転車は開店直後に確保するとスムーズ。 ・所要時間の目安:走行と見学を合わせて実質6〜7時間ほど。スポットを絞れば半日でもまわれます。 ・予算感:レンタサイクル1,200円(電動自転車は1,700円)に、高松塚壁画館300円・橘寺500円・石舞台古墳300円・飛鳥寺350円を合わせて、拝観だけで1人およそ1,450円が目安です。 ・周辺の実在スポット:国営飛鳥歴史公園の各地区(高松塚周辺・石舞台・甘樫丘など)は入園無料で休憩に便利。甘樫丘の展望台からは飛鳥の里と大和三山を見渡せます。
ひとことアドバイス
田んぼ道は日陰が少ないので、帽子と飲み物を忘れずに。各拝観施設は受付終了が早めなので、まわる順番を決めて時間に余裕をもって。スポット間の道は分かりにくい場所もあるので、レンタサイクル店で配布される観光マップを持って走ると安心です。
訪問の実用情報
- このコースの前提:近鉄飛鳥駅発・橿原神宮前駅着のレンタサイクル1日コース。走行と見学を合わせて実質6〜7時間ほど。田園の中にアップダウンがあるため、体力に不安があれば電動自転車か周遊バスの併用がおすすめです。
- 明日香レンタサイクルの料金:1日1台あたり自転車が一律1,200円、電動自転車が一律1,700円、原付バイクが一律3,000円(2025年3月改定)。乗り捨て料と配車料は各200円/1台。30名以上の団体割引は3時間以上900円・3時間以内700円。公式サイトのクーポン提示で1台200円引きです。
- 明日香レンタサイクルの営業:営業時間は9:00〜17:00(雨天時は閉店していることがあります)。営業所は亀石・石舞台・飛鳥駅前・橿原の4か所(高松塚営業所は団体予約のみ)。申込に身分証は不要ですが、原付利用時は免許証番号の控えが必要です。ヘルメットは大人用・子ども用とも無料で貸し出しています。
- 予約について:電動自転車は予約を受け付けておらず台数にも限りがあるため、確実に乗りたい場合は開店直後の来店を。ゴールデンウィーク期間は全車種で予約を受け付けていません(電動バイク「グラフィット」のみ電話予約制で、飛鳥駅前営業所での貸出・支払いは現金のみ)。
- 各施設の時間・料金の目安:高松塚壁画館は9:00〜17:00(入館16:30まで)・大人300円、橘寺は9:00〜17:00(受付16:30まで)・大人500円、石舞台古墳は9:00〜17:00(受付16:45まで)・大人300円、飛鳥寺は4〜9月9:00〜17:30/10〜3月9:00〜17:00(受付は15分前まで)・大人350円。いずれも受付終了が早いため、午前スタートが鉄則です。
- 無料で楽しめる場所:亀石、酒船石・亀形石造物、橿原神宮の境内、国営飛鳥歴史公園(高松塚周辺・石舞台・甘樫丘などの各地区)は見学・入園無料です。
- 注意点:2026年7月28日、「飛鳥・藤原の宮都」の世界遺産一覧表への記載が決定しました(明日香村公式)。今後は来訪者の増加が見込まれるため、桜や紅葉の週末はレンタサイクルの確保と駐輪マナーにご注意ください。田んぼ道は日陰が少ないので、帽子と飲み物は必携です。
※各施設の休館日(高松塚壁画館は年に数回の月曜休館など)や料金は変わることがあります。おでかけ前に各施設の公式情報をご確認ください。
(出典:明日香レンタサイクル(観光明日香公共事業)公式サイト、明日香村公式ホームページ ほか。2026年7月時点)
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