茶粥|大和の朝を彩るやさしいおかいさん
茶粥|大和の朝を彩るやさしいおかいさん
茶粥は、煮出したほうじ茶でご飯を炊いた奈良のソウルフードで、「おかいさん」の愛称で親しまれています。粘り気が少なくさらりとした口当たりが特徴で、「大和の朝は茶粥で明ける」と言われるほど日常に根づいた一杯です。東大寺や興福寺の僧が修行の合間に口にしたのが始まりとも伝えられています。
見どころ
茶粥の最大の魅力は、ほうじ茶の香ばしさとさっぱりした後味です。米がふっくらと茶を含み、ほどけるような軽い食感に仕上がります。東大寺二月堂のお水取り(修二会)でも僧の食事として知られ、千年を超えて受け継がれてきた歴史を感じられます。奈良市内やならまちの食事処では、季節の野菜や芋を添えた茶粥御膳を味わえる店もあります。季節の楽しみ方
夏は冷やした茶粥がのどごしよく、食欲が落ちる時期にもさらりと食べられます。秋にはさつまいもを加えた芋茶粥、冬には温かい茶粥で体を温めるのが定番。春の観光シーズンには、朝食メニューとして提供する宿や食事処も増え、古都の朝を味わう体験として人気です。