かぼす|料理を引き立てる爽やかな香酸柑橘
かぼす
「かぼす」は、大分県が全国生産量の大半を占める名産の香酸柑橘です。緑色の果実をぎゅっと搾ると、すだちやゆずとはまた違う、爽やかで上品な酸味と香りが広がります。焼き魚や鍋料理、刺身、さらには焼酎や飲み物まで、大分の食卓にはかぼすが欠かせません。ひと搾りするだけで料理の味わいがぐっと引き立つ、名脇役として親しまれています。
見どころ
かぼすの魅力は、料理を選ばない万能さにあります。爽やかな酸味は魚の生臭さを消し、脂っこい料理をさっぱりとさせ、素材本来の味を引き立ててくれます。とり天やりゅうきゅうといった大分の郷土料理にもかぼすは欠かせず、地元では醤油に搾り入れたり、鍋のポン酢代わりにしたりと、あらゆる場面で活躍します。近年では果汁を使ったジュースやゼリー、ドレッシングなどの加工品も豊富で、その爽やかな風味を手軽に持ち帰ることができます。季節の楽しみ方
かぼすは夏から秋にかけて旬を迎え、緑色の果実が出回ります。旬の時期には、みずみずしく香り高い搾りたての果汁を存分に楽しめます。夏は冷たい飲み物やそうめんの薬味に、秋は脂ののった魚や鍋料理の名脇役として活躍。旬を過ぎると黄色く熟した果実も出回り、こちらはまた違ったまろやかな酸味が楽しめます。季節ごとに変わる表情も、かぼすの奥深い魅力のひとつです。