とり天|大分のソウルフード、鶏肉のてんぷら
とり天
大分県で「唐揚げ」と並んで愛されているのが、鶏肉のてんぷら「とり天」です。ひと口大に切った鶏肉に下味をつけ、ふんわりとした衣で揚げたこの料理は、家庭でも食堂でも登場する県民のソウルフード。カリッとした表面の中はやわらかくジューシーで、ポン酢や練りからしを添えていただくのが大分流です。
見どころ
とり天の魅力は、唐揚げとはひと味違う軽やかな食感にあります。衣は天ぷらのように薄くふんわりと仕上げられ、油っこさを感じさせません。鶏むね肉を使えばあっさりと、もも肉を使えばコクのある味わいに。大分市内の老舗食堂や定食屋では、それぞれ独自の下味や衣の配合を守り続けており、店ごとの個性を食べ比べるのも楽しみのひとつです。ポン酢にからしを溶かした爽やかなタレが、揚げたての熱々によく合います。季節の楽しみ方
とり天は一年を通じて楽しめる料理です。夏はさっぱりとしたポン酢でビールのお供に、冬は温かいごはんや味噌汁と合わせた定食で体を温めてくれます。花見や運動会などの行楽シーズンには、冷めてもおいしいお弁当のおかずとしても大活躍。季節を問わず食卓に寄り添う、頼れる一皿です。