沖縄県の秋冬旅行|穏やか気候で楽しむシーズン
沖縄の秋冬旅
10月〜2月の沖縄は、台風シーズンが終わり、夏の混雑も落ち着くオフシーズン。それでも気候は温暖で、那覇の日平均気温の平年値は10月25.5℃、11月22.5℃、12月19.0℃、1月17.3℃、2月17.5℃(気象庁1991〜2020年平年値)。ゆったりと島時間を楽しめる穏やかな旅のシーズンです。航空券や宿泊費もリーズナブルになり、賢く旅したい人にこそおすすめの時期です。
10〜11月
台風シーズンが終わり、気候が最も安定する時期。観光客も少なめで、宿泊費もリーズナブルです。海はまだ暖かく、ダイビングやシュノーケリングの透明度も高く保たれているため、マリンアクティビティも十分に楽しめます。日中は半袖で過ごせる陽気です。
12〜2月
那覇の日平均気温の平年値は12月19.0℃・1月17.3℃・2月17.5℃(気象庁)で、本州の春のような陽気。海水浴は厳しいものの、観光・ドライブ・グスク(城)巡りや文化体験には快適です。冬から春先にかけては、ザトウクジラが繁殖・子育てのため沖縄近海を訪れます。慶良間諸島では座間味村ホエールウォッチング協会が例年1月上旬〜3月下旬にツアーを実施(2026年は1月8日〜3月25日)。12月中はまだ運航期間外のことが多いので、日程は各社の最新情報で確認を。
一足早く咲く桜・寒緋桜
1月下旬〜2月上旬には、本州より一足早く「寒緋桜(カンヒザクラ)」が各地で見頃に。今帰仁城跡(なきじんじょうあと)の「今帰仁グスク桜まつり」では、桜と世界遺産のグスクのライトアップが楽しめます。直近の第19回は2026年1月31日〜2月8日に開催されました(次回の会期は今帰仁村・今帰仁城跡の公式発表をご確認ください)。今帰仁城跡の観覧料は大人1,000円・中高生500円・小学生以下無料(2025年9月1日改定)。
日本一早い桜まつり・本部町の八重岳
沖縄の桜といえば、もうひとつ外せないのが本部町(もとぶちょう)の八重岳(やえだけ)です。本部町観光協会によれば、八重岳は沖縄本島で2番目に高い標高453.4メートルの山で、頂上まで約4キロの上り道の両脇に、約7,000本以上の寒緋桜の並木が続きます。1月に開かれる「日本一早い桜まつり」として知られる「本部八重岳桜まつり」の頃には山全体が花に染まり、深い緑の原生林と、寒緋桜の濃い緋色とのコントラストが目に飛び込んできます。
中腹にある「八重岳桜の森公園」(本部町字並里921番地)には、遊具や休憩施設、トイレ、多目的広場が整備され、駐車場は約500台分。問い合わせは本部町企画商工観光課(0980-47-2700)で、桜まつり期間中の土・日曜日は公園管理棟(0980-47-6688)が窓口になります。開催期間は年によって前後し、開花状況に応じて延長されることもあるため、必ず本部町・観光協会の最新告知を確認してください。
秋冬の立ち寄りスポット
今帰仁城跡や八重岳を訪ねるなら、本部半島に集まる施設をまとめて回るのが効率的です。
- 沖縄美ら海水族館(本部町・海洋博公園内):通常の開館時間は8時30分〜18時30分(入館締切17時30分)。台風などによる臨時休館を除き、年末年始も含めて休館日は原則ありません。ジンベエザメが泳ぐ大水槽「黒潮の海」が代表的な見どころです。なお海洋博公園そのものは、通常期(10月〜2月)と夏期(3月〜9月)で利用時間が異なります。
- 今帰仁城跡:本部半島の北側に位置し、うねるように連なる石垣が海を見下ろします。八重岳・美ら海水族館とは車で結びやすい距離です。
- 慶良間諸島:ホエールウォッチングの拠点。那覇・泊港からフェリーで座間味島などへ渡ります。
秋冬ならではの表情と服装
気象庁の平年値(1991〜2020年)では、那覇の日平均気温は10月25.5℃、11月22.5℃、12月19.0℃、1月17.3℃、2月17.5℃。数字だけを見れば本州の春に近い陽気ですが、体感はかなり違います。
- 10〜11月:日中は半袖で十分。海の透明度が高く、マリンアクティビティが快適に楽しめる時期です。
- 12〜1月:北風が強く吹く日があり、風速が上がると体感温度はぐっと下がります。長袖に薄手のアウター、風を通さない上着が一枚あると安心です。
- 2月:寒緋桜が終わりに向かい、少しずつ日差しが強くなります。冬でも紫外線対策は必要です。
朝晩と日中の差、そして風の有無で体感が大きく変わるので、重ね着で調整できる服装が正解です。
撮影のコツ
- 寒緋桜は、ソメイヨシノのように上を向いて開かず、濃いピンクの花が下を向いて咲きます。真下から見上げるアングルで、青空や海を背景に入れると花の形と色が生きます。
- 今帰仁城跡では、うねる石垣のラインと桜を重ねると、沖縄らしい一枚になります。世界遺産の史跡ですので、石垣に登る、立入禁止区域に入るといった行為は厳禁です。
- 夜間のライトアップは三脚が欲しくなる場面ですが、桜まつり期間は大変混雑します。三脚の使用可否や設置場所は、必ず主催者・現地係員の案内に従ってください。
- ホエールウォッチングでは船が大きく揺れます。ストラップで機材を身体に固定し、シャッタースピードを速めに設定しておくと失敗が減ります。
ベストシーズン
のんびり過ごすなら10〜11月、寒緋桜なら1月下旬〜2月上旬、ホエールウォッチングなら1〜3月が狙い目です。朝晩は冷えることもあるので、薄手の羽織りものがあると安心です。
アクセス
那覇空港への航空便は年中運航。オフシーズンは格安航空券が取りやすく、予約も比較的スムーズです。
訪問の実用情報
- ベストシーズン・時間帯:のんびり過ごすなら10〜11月。ホエールウォッチングは慶良間諸島で例年1月上旬〜3月下旬(2026年は1月8日〜3月25日)。寒緋桜は1月下旬〜2月上旬が目安です。那覇の日平均気温の平年値は10月25.5℃、11月22.5℃、12月19.0℃、1月17.3℃、2月17.5℃。
- 開館時間/開催期間:今帰仁城跡の観覧時間は通常期(1〜4月・9〜12月)8時〜18時(最終入場17時30分)、夏期(5〜8月)8時〜19時(最終入場18時30分)。第19回今帰仁グスク桜まつりは2026年1月31日〜2月8日に開催され、期間中は時間を延長していました(最終入場チケット販売は20時30分)。次回の会期は未発表のため、公式サイトでご確認ください。
- 料金:今帰仁城跡の観覧料は大人1,000円、中高生500円、小学生以下無料(2025年9月1日改定。10名以上の団体は大人800円・中高生400円)。慶良間のホエールウォッチングは座間味村ホエールウォッチング協会の目安で大人7,700円・子ども3,850円、別途「探鯨サービス料」600円。
- アクセス:今帰仁城跡へは那覇空港からレンタカー等の車利用が基本。慶良間諸島へは那覇・泊港からフェリーで座間味島などへ渡ります。
- 駐車場:今帰仁城跡は第1〜第4駐車場で合計約320台、駐車料金無料。
- 撮影のルール:今帰仁城跡は世界遺産の史跡です。石垣に登る、立入禁止区域に入るなどの行為はしないでください。桜まつり期間は夜間演出があり大変混み合うため、三脚の使用可否や設置場所は主催者・現地係員の案内に必ず従ってください。
- 安全上の注意:冬でも紫外線は強く、一方で朝晩は冷えるため薄手の羽織りものを。ホエールウォッチングは船が大きく揺れます。酔い止めの準備を忘れず、海が荒れた日は欠航となります。城跡の石畳や石段は雨で滑りやすいので歩きやすい靴で。
※ホエールウォッチングの運航期間は年によって変わります。12月中はまだ運航期間外のことが多いため、必ず各運航事業者の最新情報を確認してください。
(出典:気象庁「那覇 平年値(1991〜2020年)」、世界遺産 今帰仁城跡 公式サイト「ご利用案内」、第19回今帰仁グスク桜まつり 公式サイト、一般社団法人 座間味村ホエールウォッチング協会 公式サイト)
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