メタセコイア並木とマキノ高原ドライブコース
滋賀県高島市マキノ町。約2.4kmにわたって約500本のメタセコイアが並ぶ一本道を軸に、高原の温泉と琵琶湖岸をつなぐ半日ドライブです。並木は落葉樹なので、新緑・深緑・紅葉・裸木と一年で四度、まったく違う顔を見せます。どの季節に行っても「外れ」がないのがこのコースの強みです。
モデルコースの流れ
10:00 マキノピックランドをスタート 並木の南の起点にある観光農園。無料駐車場があり、コースの拠点として使いやすい場所です。JRマキノ駅からは高島市コミュニティバス「マキノ高原線」で、乗車時間はおおむね10〜20分、運賃は大人220円。「マキノピックランド」下車すぐです。
10:30 メタセコイア並木を走る/歩く ピックランドからマキノ高原方面へ延びる県道沿いに、約2.4kmの並木が続きます。車ならゆっくり流して5分ほど。歩けば片道30分前後、自転車なら10分ほどの距離感です。写真を撮るなら必ず駐車場に停めてから。路上駐停車は禁止されています。
11:30 マキノ高原へ 並木を抜けた先が高原エリア。キャンプ場やグラウンドゴルフ場が広がる開けた場所で、正面には野坂山地の山並みが立ち上がります。
12:00 マキノ高原温泉さらさで昼食と入浴 高原にある日帰り温泉。自然石を組んだ「満天星(どうだん)」とタイル張りの「風鈴(ふうりん)」の2つの男女別浴場に加え、水着で入るバーデプールがあります。食事もここで取れるので、雨の日の避難先としても頼りになります。
14:00 海津大崎の湖岸へ 琵琶湖岸に出て、日本さくら名所100選の海津大崎方面へ。約4kmの湖岸に約800本のソメイヨシノが植えられた道で、桜の季節以外は静かな湖岸ドライブが楽しめます。
15:30 マキノ駅またはピックランドへ戻って終了
総所要時間はおよそ5〜6時間。並木→高原→湖岸という流れなので、湖岸から入って並木で締める逆回りも問題なく成立します。夕方の斜光で並木を撮りたいなら、むしろ逆回りのほうが向いています。
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1981年、学童農園から始まった並木道
この並木は自然林でも旧街道の松並木でもありません。高島市の資料によると、植栽が始まったのは1981年(昭和56年)。学童農園を整備する事業の一環として、マキノ町果樹生産組合がメタセコイアを植えたのが始まりでした。その後、地域住民が育成にあたり、県道の植栽もこれに合わせて進められた結果、約2.4km・約500本という現在の規模に育っています。
つまり、40年ほどかけて地元の人が手をかけて仕立ててきた並木です。同時に、この道はいまも人が暮らす集落を通る生活道路でもあります。高島市も「路上駐停車は迷惑かつ危険」と明記し、速度と歩行者への配慮を呼びかけています。景色に見とれてしまう道だからこそ、駐車場に停めてから楽しむのが原則です。
桜の季節の海津大崎は「通り抜け」が原則
海津大崎の桜は近畿でも遅咲きで、見頃は例年4月上旬〜中旬。ただし、この時期の海津大崎は普段どおりには走れません。開花に合わせた週末には一方通行規制が敷かれ、国道161号の海津交差点から西浅井方面への進入が禁止されます(バス・タクシーを除く)。2026年は4月4日・5日の9時30分〜17時に実施されました。実施日は開花状況によって変わります。
さらに重要なのは駐車場です。高島市はJRマキノ駅前を含めて駐車場がないことを明示し、車で来た人には「乗車したまま通過して桜を観覧してほしい」と案内しています。桜の時期に海津大崎へ行くなら、車を停めて花見をする前提では計画を立てないこと。マキノ駅からの臨時バスや、湖上から眺めるお花見船を使うほうが確実です。
訪問の実用情報
- メタセコイア並木:県道沿いの並木道のため見学自由・無料。24時間通行できるが、夜間は照明が乏しい
- 見頃:新緑は4月下旬〜5月、深緑は6〜10月、紅葉は11月下旬〜12月上旬。冬は着雪した並木も見られる
- 駐車場:マキノピックランドの無料駐車場を利用。紅葉シーズンには無料の臨時駐車場も開設される
- マキノピックランド:住所は高島市マキノ町寺久保835-1。営業時間や定休日は時期によって変わるため、訪問前に確認を
- マキノ高原温泉さらさ:住所は高島市マキノ町牧野931。水着着用のバーデプールを含む全館利用が大人1,300円ほど、裸浴場のみの利用はより安く設定されている。定休日は水曜
- アクセス(電車・バス):JR湖西線マキノ駅からコミュニティバス「マキノ高原線」で大人220円
- アクセス(車):北陸自動車道・木之本ICから約20km・約30分、敦賀ICから約25km・約40分、名神高速・京都東ICから約60km・約90分
- レンタサイクル:JRマキノ駅構内の観光案内所で貸出(9:00〜17:00)。普通自転車は1日1,000円で、WEB予約制。並木を自転車で走るなら現実的な選択肢
- 総所要時間:5〜6時間。並木だけなら1時間で足りる
- 逆回り:可能。夕方の光で並木を撮りたい場合は湖岸から入るほうが有利
- 混雑を避けるには:新緑と紅葉の時期は日中が最も混む。朝の早い時間が空いている
- 雨天時:並木は車内からでも十分楽しめるので雨天決行が可能。屋内で過ごすならマキノ高原温泉さらさへ
- 足もと・服装:並木道は車道沿いを歩くことになるため、歩行者は通行車に注意。高原は標高があり、夏でも朝夕は冷える
- ベビーカー・車椅子:並木道は平坦だが車の通行がある生活道路。歩く場合は交通量の少ない時間帯を選び、必ず付き添いを
- トイレ:マキノピックランドやマキノ高原の施設を利用しておくと安心
- 予算の目安:並木の見学は無料。温泉と食事を入れて1人3,000円前後
📚 情報の参照元
並木の本数・延長・1981年の植栽の経緯・見頃の時期・路上駐停車についての注意は、高島市公式サイトとびわ湖高島観光ガイドのメタセコイア並木の案内によります。マキノピックランドの住所とコミュニティバスの所要時間・運賃は同施設の公式アクセスページ、レンタサイクルの貸出場所・時間・料金はびわ湖高島観光ガイドのレンタサイクル案内、マキノ高原温泉さらさの浴場構成・所在地・定休日はマキノ高原の公式サイトと高島市の施設案内を参照しました。海津大崎の一方通行規制の内容と実施日、駐車場がない旨は高島市公式サイトの案内によります。料金・営業時間・規制内容は変更されることがあるため、おでかけ前に公式情報でご確認ください。
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