おごと温泉|日帰り入浴の料金・営業時間・駐車場【滋賀】
比叡山のふもと、びわ湖の西岸に広がるおごと温泉は、1200年前に伝教大師最澄によって開かれたと伝えられる湯どころです。JR湖西線の駅名がそのまま「おごと温泉駅」で、京都駅から普通電車で五つ目という近さ。それでいて宿の窓からは湖と比叡の山並みが広がり、街の喧噪とは無縁の時間が流れます。
びわ湖を見下ろす宿が並ぶ
おごと温泉観光協会によれば、温泉地の旅館・ホテルは現在9軒。琵琶湖グランドホテル 京近江、びわこ緑水亭、里湯昔話 雄山荘、湯元舘、天然源泉の宿 ことゆう、湖畔の宿 雄琴荘、暖灯館 きくのや、湯の宿 木もれび、びわ湖花街道という顔ぶれで、全室レイクビューの宿や、露天風呂付き客室を数多くそろえる宿など、性格はそれぞれ違います。共通しているのは、びわ湖を望む展望を売りにしていること。夕暮れに湖面が茜色に染まる時間帯は、この温泉地がもっとも美しく見えるひとときです。
宿泊しなくても湯には触れられます。温泉街の中心にあるおごと温泉観光公園には無料の足湯があり、9時から18時まで、年末年始を除いて開放されています。レンタサイクルの拠点も兼ねているので、湖岸をひと走りしてから足を浸す、という過ごし方もできます。
pH9.0の湯を知っておく
おごと温泉の泉質は、観光協会の公表によれば「アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)」。注目すべきはpH値で、9.0という高いアルカリ性を示します。これは下呂温泉や道後温泉と同等の数値で、入浴後に肌がなめらかになる、いわゆる「美肌の湯」に分類される理由です。溶存物質の総量は1kg中8g未満と薄く、無色透明でクセのない湯あたりをしています。
一方、源泉の温度は約36度。人の体温とほぼ同じ、ぬるめの湯です。適応症として観光協会が挙げているのは、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動マヒ、関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、そして美肌。派手な効能をうたう湯ではありませんが、体をゆるめてくれる素直な泉質です。
訪問の実用情報
- 泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)。pH値9.0
- 源泉温度:約36度
- 適応症:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動マヒ、関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、美肌
- 日帰り入浴(温泉地全体):観光協会によれば9軒のうち5軒が日帰り入浴を受け付けており、料金の幅は800円〜2,750円
- 日帰り入浴(里湯昔話 雄山荘):通年受け入れ。受付11:00〜14:30(最終入場14:00)、大人〜中学生2,200円、3歳〜小学生1,100円、2歳以下無料。予約不要で、バスタオル付き。清掃メンテナンスのため受け付けない日があり、利用可能日のカレンダーは公式サイトで3か月ごとに更新されます
- 日帰り入浴(湯元舘):食事付きの日帰りプランとして提供。昼食12:00〜15:00、夕食16:00〜21:30で、近江名産会席7,000円、認証近江牛と近江鴨の京風会席10,000円、認証近江牛三品会席13,900円(いずれも税込)。入浴は入湯税50円で利用できます。2名以上から、ウェブ申し込みは利用日の3日前まで
- 露天風呂:雄山荘の露天風呂には打たせ湯・ジェット湯・ジャグジーがあり、木立ごしにびわ湖を望みます。屋外には桶風呂とサウナも
- 無料の足湯:おごと温泉観光公園(大津市雄琴1丁目2番17号)に9:00〜18:00、無料。年末年始休
- 駐車場:おごと温泉観光公園に40台。ほかにマイクロバス1台分と身体障害者用3台分
- レンタサイクル:観光公園で9:00〜17:00。2時間1,000円、4時間2,000円、6時間3,000円、延長は1時間ごとに500円。電動アシスト付きは4台。身長150cm未満は利用できません
- アクセス(電車):JR湖西線の普通電車で京都駅から五つ目の「おごと温泉駅」下車。琵琶湖線ではなく湖西線に乗る点に注意
- アクセス(車):名神高速「京都東IC」から湖西道路経由で約15分。栗東IC方面からは琵琶湖大橋経由で約14分
- 所要時間の目安:入浴だけなら1〜2時間。足湯や湖岸の散策を加えて半日、比叡山延暦寺や日吉大社とあわせるなら一泊が快適です
- 混雑を避けるなら:雄山荘の日帰り受付は昼の3時間半に限られるため、開始直後の11時台が比較的ゆとりがあります
📚 情報の参照元
泉質・pH値・源泉温度・適応症、および温泉地の宿の軒数と日帰り入浴の受け入れ状況・料金帯は、おごと温泉観光協会の公式サイトの記載をもとにしています。足湯とレンタサイクル、駐車場の内容はおごと温泉観光公園のページ、電車・車でのアクセスは同協会のアクセス案内によります。日帰り入浴の時間・料金・バスタオルの扱い・休止日は里湯昔話 雄山荘の公式サイトのお知らせ、日帰りプランの内容と入湯税は湯元舘の公式サイトの日帰りプラン案内で確認しました。開湯の伝承は比叡山・びわ湖の観光情報サイトの紹介によります。変更されることがあるため、おでかけ前に公式情報でご確認ください。
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