肘折温泉|日帰り入浴の料金・営業時間【山形】
最上郡大蔵村の山深いカルデラ地形に湧く肘折温泉は、807年の開湯と伝わる歴史ある湯治場です。肘を折った折に湯で治したという地蔵権現の言い伝えが名の由来とされ、急な坂を下った先に旅館が身を寄せ合い、昔ながらの湯治の風情が色濃く残ります。伝説では、旅の僧が老僧(地蔵権現)から傷を癒す湯を教えられたと語り継がれています。
見どころ
古くから傷や骨折に効くと語り継がれてきた湯で、温泉街には三軒の共同浴場があり、うち二軒は地元の方専用です。日帰り入浴施設「肘折いでゆ館」もあり、旅の途中でも湯に浸かれます。いでゆ館では地元の土産品も扱い、休憩や食事の拠点にもなります。名物の朝市は大正期に基本の形が整ったとされ、野菜や山菜、地元の品が並びます。坂道に沿って軒を連ねる木造の旅館群が、湯治場ならではの落ち着いた街並みをかたちづくっています。
季節の楽しみ方
朝市は春から秋にかけて開かれ、山菜やきのこが季節を告げます。直径約2キロメートルのカルデラの東端に位置し、日本有数の豪雪地帯として冬は積雪が4メートルを超えることもあり、深い雪に包まれた静かな湯治の趣が味わえます。春の芽吹きや秋の紅葉の頃は、山あいの澄んだ空気のなかで湯めぐりを楽しめます。
アクセス・基本情報
JR新庄駅から大蔵村営バス「肘折ゆけむりライン」で約60分。泉質はナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉で、湯冷めしにくいのが特徴です。炭酸水素塩を含む湯は肌にやさしく、湯治向きの湯として長く親しまれてきました。江戸期には出羽三山・月山への参詣路の登山口としても栄えました。
旅の実用メモ
朝市は例年おおむね春から秋の期間、早朝5時半頃から開かれるため、湯治気分で一泊し、朝の散歩がてらのぞくのが醍醐味です。バスの本数は多くないので、時刻表を事前に調べておくと安心です。滞在の目安は、共同浴場と朝市、街歩きで半日〜一泊。豪雪地帯ゆえ、冬に訪れるなら防寒と足元の備えを万全にしましょう。坂道が多い地形なので、歩きやすい靴を用意しておくと散策がはかどります。
ひとことアドバイス
朝市は早朝のみ開かれるので、湯治気分で一泊し、朝の散歩がてらのぞくのが醍醐味です。地元専用の浴場もあるため、入れる浴場は宿や案内所で確認しておくと迷いません。湯治場の静かな雰囲気を大切に、ゆったりと湯に浸かる時間を楽しみましょう。
日帰り入浴の代表施設
肘折温泉の日帰りには、温泉街のシンボル的な共同浴場「上の湯(かみのゆ)」が便利です。807年開湯と伝わる山あいの湯治場で、傷によく効く湯として昔から親しまれてきた、源泉かけ流しの素朴な浴場です。営業はおおむね4〜11月8:00〜18:00・12〜3月8:00〜17:00(木曜は清掃のため午前は入浴不可)、料金は大人250円・小人100円ほど。朝市でにぎわう昔ながらの湯治情緒あふれる温泉街の散策とあわせて楽しめます。料金や時間は変わることがあるため、おでかけ前に公式情報でご確認ください。
📚 情報の参照元
本記事は山形県の観光案内および各施設が公表する情報をもとにまとめています。料金や営業時間・定休日は変わることがあるため、おでかけ前に各施設の公式情報でご確認ください。
観光のチェックリスト
- 所要時間の目安: 入浴で1時間ほど
- 持ち物: タオル(販売あり)、着替え
- ベストシーズン: 春〜秋。朝市は4月下旬〜11月ごろ
- 混雑対策: 木曜午前は清掃休み。朝夕は混みやすい
- 立ち寄り先: 肘折の朝市、カルデラ館、銅山川、月山
📍 場所・アクセス
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この記事は、施設・社寺の公式サイトや、市区町村・観光協会が公開する観光案内、 国や自治体が公表する文化財・名勝の資料など、公的・一次情報をもとにたびたびJAPAN編集部が調べ、旅の計画に役立つ形に整理して作成しています。 料金・営業時間・開催日程などは変更される場合がありますので、お出かけの際は各施設・自治体の公式情報も併せてご確認ください。 編集方針の詳細
