猿尾滝
兵庫県香美町にある猿尾滝は、上下二段に分かれて流れる優美な名瀑で、「日本の滝百選」に選ばれています。天滝、霧ヶ滝とともに「但馬三名瀑」のひとつに数えられ、上段39メートルの「雄滝」と下段21メートルの「雌滝」が、二段あわせて約60メートルを落下します。下段の流れが猿の尻尾に似ていることが、この珍しい名前の由来とされています。ひん岩の岩脈が二段の滝をつくり出しており、1968年には兵庫県指定の名勝にもなりました。
特に神秘的なのが、岩肌に浮かぶ石像のような造形です。観音様や岩ザル、マリア像のように見える自然の石仏があると伝えられ、ご利益を求めて願い事をし、後日お礼参りに訪れる人も少なくありません。
見どころ
- 上段の雄滝と下段の雌滝、二段に分かれた優美な姿
- 西日に照らされて滝にかかる美しい虹
- 岩肌に浮かぶ観音様のような自然の石仏
- 駐車場から徒歩わずか数分という抜群のアクセス
季節の楽しみ方
新緑の季節は周囲の木々が瑞々しく、滝の白さが映えます。夏は涼を求めるのに格好の場所で、滝壺周辺はマイナスイオンに満ちています。秋は紅葉が滝を彩り、冬には凍りついた幻想的な姿を見せることもあります。
アクセス・基本情報
- 所在地:兵庫県美方郡香美町村岡区
- アクセス(車):国道9号から県道267号へ入り約1.2キロ。駐車場から滝までは約100メートル・徒歩数分
- アクセス(公共交通):JR山陰本線「八鹿駅」から全但バス(村岡・湯村温泉方面)で「日影」下車、徒歩約20分
- 駐車場:あり(売店・トイレなどの施設併設)
- 参拝時間:見学自由
- 料金:無料
旅の実用メモ
日本の滝百選のなかでも駐車場から最も近い滝のひとつとされ、体力に自信がない方や小さな子ども連れでも気軽に訪れられます。滝の見学自体は20〜30分ほど。虹を狙うなら日が傾く午後の時間帯が狙い目です。同じ但馬三名瀑の天滝(養父市)や、湯村温泉といった温泉地も車で足を延ばせる距離にあるため、周辺観光と組み合わせやすい立地です。訪問自体は無料で、費用は駐車場や近隣の食事・売店程度に収まります。
ひとことアドバイス
岩肌の石仏は見る角度で印象が変わるので、いろいろな位置から眺めてみてください。冬季は路面の凍結や積雪に注意が必要なので、雪道装備を整えて出かけましょう。
📚 情報の参照元
猿尾滝については、香美町の観光情報や「但馬三名瀑」を紹介する現地の案内が実在の参照先です。「日本の滝百選」や兵庫県指定の名勝としての位置づけ、上段の雄滝と下段の雌滝の解説は、これらの公開情報や現地の説明板で確認できます。駐車場・売店・トイレの状況やバスの運行は変わる場合があるため、お出かけ前に香美町・交通機関の公式情報でご確認ください。
参拝・観光のチェックリスト
- 所要時間の目安:駐車場から滝までは徒歩数分と近く、滝の見学自体は約20〜30分ほどです。
- 持ち物・準備:駐車場から近く体力の負担は少なめですが、冬季は路面の凍結や積雪に注意し、雪道装備を整えて。訪問は無料で、費用は駐車場や近隣の食事・売店程度です。
- まわり方の目安:駐車場から徒歩数分で上段の雄滝・下段の雌滝を眺め、岩肌の石仏をいろいろな角度から見るのが本文で紹介した楽しみ方です。虹を狙うなら日が傾く午後が狙い目。同じ但馬三名瀑の天滝や湯村温泉と組み合わせるのもおすすめです。
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