高松城跡・玉藻公園の魅力|香川県おすすめ水城観光ガイド
高松城跡・玉藻公園 — 海水を引き込んだ、日本三大水城
堀を泳ぐ鯛、瀬戸内の海とつながる水辺の城、緑あふれる城址公園——香川県高松市の高松城跡(玉藻公園)は、海水を堀に引き込んだ全国でも珍しい「水城(海城)」として知られる名城跡です。日本三大水城のひとつに数えられ、堀に海の魚が泳ぐ独特の景観が魅力。瀬戸内海に面した高松の地に築かれた城の歴史と、風情ある公園の散策を楽しむ旅へ出かけましょう。
海水を引いた日本三大水城
高松城は、1588年(天正16年)に戦国武将・生駒親正(いこまちかまさ)が築いた城です。瀬戸内海に面した立地を活かし、海水を堀に引き込んだ「海城(水城)」として有名で、今治城(愛媛)・中津城(大分)と並んで「日本三大水城」のひとつに数えられます。海とつながった堀は、まさに海に浮かぶ城のような独特の構え。城が海上交通の要衝を押さえる役割を担っていたことを物語ります。生駒氏のあと松平氏が藩主となり、讃岐高松藩の政治の中心として長く栄えました。
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見どころ
高松城跡の最大の特徴は、海水を引き込んだ堀です。堀の水は瀬戸内海とつながっているため、鯛などの海の魚が泳いでいます。この珍しい堀では、餌やりを体験できることもあり、海城ならではのユニークな光景は、ほかの城ではなかなか見られません。また、堀を和船で巡る「城舟体験」も楽しめ、水上から往時の城の姿を想像しながら、優雅なひとときを過ごせます。園内には、月見櫓(つきみやぐら)や艮櫓(うしとらやぐら)といった現存する重要文化財の建造物が残り、往時の堅城ぶりをしのばせます。美しく手入れされた「披雲閣庭園」や、大名の別邸として使われた披雲閣も見どころです。
季節の楽しみ方
通年で楽しめますが、桜の春や新緑、紅葉の季節はとくに美しい景観が広がります。春は堀端の桜、初夏は青々とした木々、秋は色づく庭園と、四季それぞれに趣があります。海城ならではの見どころとして、潮の満ち引きで堀の水位や表情が変わる点もおもしろく、時間帯によって水面の印象が異なります。夕暮れどきには、堀の水面に映る石垣や櫓が美しく、写真撮影にもおすすめです。
アクセス・基本情報
アクセスはJR「高松駅」やことでん「高松築港駅」から徒歩すぐと抜群の便利さです。高松港にも近く、瀬戸内の島々への玄関口でもあります。開園時間や休園日は季節によって変わることがあり、和船遊覧などの体験には運航日・時間の設定があります。訪問前に最新情報を確認しておくと安心です。栗林公園や高松中央商店街、讃岐うどんとあわせて巡るのが定番のコースです。
旅の実用メモ
- 駅・港からすぐ:高松駅・高松築港駅の目の前。島めぐりや到着直後の観光に組み込みやすい立地です。
- 和船遊覧は運航日を確認:堀を巡る城舟体験は天候や季節で運航が変わります。乗りたい場合は事前確認を。
- 潮の時間で表情が変わる:海城ならではの見どころ。満潮前後は水面に映る石垣が美しく、写真映えします。
- 短時間でも回れる:園内はコンパクトで、散策の目安は1時間前後。乗り換えの待ち時間にも立ち寄れます。
- 重要文化財の櫓:月見櫓などは公開日が限られることがあります。内部を見たい場合は公開情報をチェック。
- セットで巡る:徒歩圏に高松港・商店街、少し足を延ばせば栗林公園。半日〜1日の高松観光に組み込みやすい。
ひとことアドバイス
高松城跡(玉藻公園)は、駅と港のすぐそばにありながら、海とつながる堀という全国的にも珍しい景観を楽しめる城跡です。和船遊覧や櫓の公開は日程が決まっていることがあるので、体験したい場合は事前に運航・公開情報を確認しましょう。潮の満ち引きで表情が変わる海城の水辺を、ゆっくり散策して味わってください。
📚 情報の参照元
玉藻公園(高松城跡)の開園時間や休園日、和船による城舟体験の運航日、月見櫓など重要文化財の公開情報は、玉藻公園の公式情報や高松市の観光案内で確認できます。日本三大水城としての由緒は、園内の案内板でも紹介されています。潮の満ち引きの時刻も気に留めておくと、海城ならではの景観を楽しめます。料金・時間・アクセスは変更される場合があるため、お出かけ前に公式情報でご確認ください。
観光のチェックリスト
- 所要時間の目安:園内はコンパクトで、散策の目安は1時間前後。乗り換えの待ち時間にも立ち寄れます。
- 持ち物・準備:城舟体験を希望する場合は運航日の確認を。写真を撮るなら満潮前後が水面に石垣が映えます。
- まわり方の目安:堀の鯛を眺めながら城舟体験→月見櫓・艮櫓など現存の櫓→披雲閣と披雲閣庭園、と巡るとまとまります。
- セットで巡る:駅・港のすぐそばなので、栗林公園や高松中央商店街とあわせて半日〜1日で回れます。
訪問の実用情報
- 入園料:普通入園料300円(1人1日)、団体入園料240円(1人1日/20人以上で責任者が引率するもの)、定期入園料1,800円(1人1年間)。18歳未満の者、および小学校・中学校・高等学校に在学する者は無料(高松市玉藻公園条例/令和8年4月1日施行)
- 開園時間(西門):4月~5月末 午前5時30分~午後6時30分/6月~8月末 午前5時30分~午後7時/9月 午前5時30分~午後6時30分/10月 午前6時~午後5時30分/11月 午前6時30分~午後5時/12月~1月末 午前7時~午後5時/2月 午前7時~午後5時30分/3月 午前6時30分~午後6時
- 開園時間(東門):4月~9月 午前7時~午後6時/10月~3月 午前8時30分~午後5時
- 休園日:12月29日から12月31日まで
- 駐車場:玉藻公園専用駐車場は普通車57台・無料(4月~9月は午前7時から午後6時まで、10月~3月は午前8時30分から午後5時まで)。大型バス駐車場は2台で、利用には予約が必要です
- アクセス:ことでん高松築港駅から徒歩2分、JR高松駅から徒歩5分
- 城舟体験:運航期間は3月1日~11月30日(12月~2月は休み)、10:00~15:30の30分おきに運行(12~13時を除く)。大人(高校生以上)500円、子ども(5歳以上)300円で、乗船記念品・貸出衣装・鯛へのえさ付き。別途入園料が必要です
- 月見櫓(重要文化財)の内部公開:毎週日曜日 午前9時~12時・午後1時~3時
- 水手御門(重要文化財)の開扉:毎週日曜日 午前9時~午後3時
- 披雲閣(重要文化財):「貸館を除く通常の一般公開については、原則として行っておりません」とされ、一般公開されるのは1月1日~3日の年始無料開放期間と、5月5日の玉藻公園一般開放記念無料開放日です
- 問い合わせ:玉藻公園管理事務所(TEL 087-851-1521)
※艮櫓(うしとらやぐら)の内部公開日時、鯛のえさやり単体の料金、城舟体験の定員・予約要否は公式で公表されていません。 (出典:高松市公式ホームページ「高松城(玉藻公園)」「玉藻公園 開園時間・入園料」「玉藻公園へのアクセス」「重要文化財 披雲閣(旧松平家高松別邸)利用案内」、高松市玉藻公園条例、香川県観光協会「うどん県旅ネット」城舟体験)
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