二条城|京都府おすすめ大政奉還の舞台・徳川幕府の世界遺産
二条城
江戸幕府の始まりと終わり、その両方の舞台となった城——二条城は、徳川の栄華と落日を見つめてきた歴史の証人です。きらびやかな御殿、歩くと鳴る不思議な廊下、将軍の威光を映す絢爛な障壁画。一歩足を踏み入れれば、激動の時代の空気がよみがえります。
徳川幕府の権威
二条城は1603年、徳川家康が京都の拠点として築いた城。そして1867年、15代将軍・徳川慶喜がこの城で「大政奉還」を表明し、260年余り続いた江戸幕府に幕を下ろしました。世界遺産「古都京都の文化財」のひとつにも数えられています。
二の丸御殿と鶯張り
国宝の二の丸御殿は、絢爛豪華な武家風書院造の傑作。その廊下は、歩くと鶯の鳴き声のような音が響く「鶯張り」で有名です。侵入者を察知するための仕掛けともいわれ、当時の警戒のさまをしのばせます。
障壁画の豪華絢爛
御殿内を飾るのは、狩野派による豪壮な障壁画。その数はなんと3,600面以上にのぼります。雄々しい松や鷹が描かれた大広間は、将軍の権威を見る者に強く印象づけます。
世界遺産の庭園
二の丸庭園は、池に巨石を配した格調高い書院造庭園。春は桜、秋は紅葉に彩られ、四季折々の美しさを見せます。
ベストシーズン・アクセス
桜(3月下旬〜4月)と紅葉(11月)が特に見事で、夜間ライトアップも実施されます。京都市営地下鉄東西線「二条城前駅」からすぐ。京都駅からバスでもアクセスできます。