延岡辛麺
延岡辛麺
真っ赤なスープに、独特のコシを持つ麺、たっぷりの唐辛子とニラ、ひき肉、そしてふわりと溶き卵。県北の延岡市で生まれた辛麺は、汗をかきながらも箸が止まらない中毒性で、いまや宮崎を代表するソウルフードとなりました。
見どころ
発祥は延岡市本町の小料理店。川崎で親しまれていた辛いラーメンをヒントに、韓国産の唐辛子やニンニクを効かせた一杯を裏メニューとして出したところ、口コミで評判が広がったと伝わります。最大の特徴は通称「コンニャク麺」。こんにゃくを使うのではなく、そば粉と小麦粉を練り上げた独特の麺で、こんにゃくのような弾力ある食感からその名がつきました。辛さは段階で選べる店が多く、初心者から激辛好きまで楽しめます。
季節の楽しみ方
汗ばむ夏には、あえて辛い一杯で身体の芯から発汗し、爽快感を味わうのが地元流。寒い冬には、唐辛子の熱と溶き卵のまろやかさが冷えた身体を芯から温めてくれます。締めにご飯を入れて雑炊のように食べれば、旨味をすべて味わい尽くせます。
アクセス・基本情報
延岡市内には辛麺の専門店が数多く点在し、発祥店の系譜を引く名店はJR延岡駅周辺からアクセスできます。夜遅くまで営業する店も多く、飲んだ締めの一杯として親しまれています。県外にも支店が広がっていますが、本場延岡でこその熱気があります。
ひとことアドバイス
初めてなら辛さは控えめから。麺は硬めのコンニャク麺だけでなく、細麺を選べる店もあります。辛さの奥に潜むニンニクと出汁の旨味を、ぜひ味わってみてください。