別府冷麺|温泉の街で育ったコシの強い麺
別府冷麺
日本有数の温泉地・別府で独自に発展したのが「別府冷麺」です。戦後、この地に伝わった冷麺が別府の風土に合わせて姿を変え、太めでコシの強い麺と、和風だしをきかせたあっさりスープが特徴の一杯となりました。専門店から中華料理店まで幅広い店で提供され、温泉のあとに味わう定番として地元の人々に親しまれています。
見どころ
別府冷麺の最大の魅力は、そのコシの強い麺にあります。そば粉や小麦粉を配合した太めの麺はもちもちとした弾力があり、噛むほどにうまみが広がります。スープは牛骨や鶏がらに和風だしを合わせたものが多く、こってりしすぎない上品な味わい。トッピングにはキャベツのキムチやチャーシュー、ゆで卵が乗り、店ごとに具材や麺の配合が異なるため、食べ歩きの楽しみが尽きません。季節の楽しみ方
冷麺というと夏のイメージが強いですが、別府では通年で楽しまれています。暑い季節には冷たいスープでさっぱりと、肌寒い時期には温かい「温麺」を用意する店もあり、季節に応じた食べ方ができます。温泉巡りで火照った体に、ひんやりとした一杯は格別。湯上がりの一杯として親しまれてきた歴史が、この街の食文化を物語ります。