嬉野温泉
佐賀県南西部の嬉野市に湧く嬉野温泉は、奈良時代の『肥前国風土記』にも名を残す歴史ある湯どころです。ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉のお湯は、肌をなめらかに整えるとされ、「日本三大美肌の湯」のひとつに数えられています。
見どころ
湯に手を沈めると、とろりとした独特の浴感がすぐに分かります。石けんを溶かしたようになめらかな湯ざわりは、古い角質をやさしく洗い流すといわれ、湯上がりの肌はしっとり。温泉街には共同湯や日帰り施設、足湯が点在し、浴衣姿で湯めぐりを楽しむ人の姿が見られます。名物の温泉湯どうふは、温泉水で煮込むうちにとうふがとろけ、まろやかな味わいになる一品です。
季節の楽しみ方
春は温泉街を流れる嬉野川沿いの桜が彩りを添え、初夏には周囲の茶畑が鮮やかな緑に染まります。嬉野は良質な茶葉の産地としても知られ、新茶の季節には香り高いお茶を味わえます。秋の夜長には湯にゆっくり浸かり、冬は湯どうふと熱燗で体を芯から温めるのがおすすめです。
アクセス・基本情報
西九州新幹線の嬉野温泉駅から車で数分と、公共交通でのアクセスが便利になりました。長崎自動車道の嬉野インターチェンジからも近く、車での来訪も容易です。日帰り入浴に対応する宿や施設も多く、気軽に名湯を楽しめます。
ひとことアドバイス
とろみのある湯は保湿力が高い一方、長湯すると湯あたりしやすいので、こまめに休憩と水分補給を。湯どうふをお土産に買って帰るのも喜ばれます。