有福温泉 - 山あいに佇む石段の湯の里
有福温泉
江津市の山あいに湧く有福温泉は、千年以上の歴史をもつと伝わる石見地方の古湯です。谷あいの狭い土地に旅館が身を寄せ合い、石段の坂道が町を縫うように続く独特の景観が魅力。派手さはないものの、湯けむりの立ちのぼるレトロな共同浴場を中心に、しっとりとした湯の里の情緒が今も色濃く残っています。
見どころ
温泉街の象徴ともいえる共同浴場は、洋風の趣を帯びたレトロな外観で、写真に収めたくなる愛らしさです。石段を上り下りしながらの散策は、路地の先に思わぬ景色が開けるのが楽しみ。無色透明でやわらかな湯は肌になじみやすく、湯上がりのしっとり感が長く続くと評判です。
📖 あわせて読みたい(島根県)
季節の楽しみ方
春は山の新緑が谷を明るく彩り、鳥のさえずりを聞きながらの散歩が心地よい季節です。夏は木陰の涼しさが心地よく、蝉の声が湯の街に響きます。秋は周囲の紅葉が深まり、静かな山里の風情がいっそう際立ちます。冬は雪の残る石段と、体を芯から温める湯のありがたさが身にしみるでしょう。