海潮温泉 - 出雲風土記に記された渓谷の湯
海潮温泉
雲南市大東町、赤川のほとりに湧く海潮温泉は、奈良時代の出雲国風土記にもその名が記された歴史ある古湯です。海から遠い山あいにありながら「海潮」という名を冠するのは、風土記に語られる神話の言い伝えに由来するとされます。渓谷に沿って数軒の宿が静かに佇み、川のせせらぎと山の緑に包まれた素朴な湯情が、今も変わらず旅人を迎えています。
見どころ
温泉街を流れる赤川の渓谷美は、四季を通じて訪れる人の目を楽しませてくれます。無色透明でやわらかな湯は肌になじみやすく、湯治場として長く親しまれてきました。近くには大きな桂の木がそびえる名所もあり、散策の途中に立ち寄る人も少なくありません。喧騒から離れた静かな環境で、心身をゆったりと休められるのが魅力です。
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季節の楽しみ方
春は渓谷沿いの新緑と川の清流がまぶしく、爽やかな空気の中での湯めぐりが楽しめます。夏は川辺の涼しさが心地よく、蛍が舞う年もあります。秋は周囲の紅葉が渓谷を彩り、色づく山を眺めながらの湯浴みが格別です。冬は雪化粧の山里と、体を芯から温める湯のありがたさが身にしみるでしょう。