めはり寿司
熊野の山あいで生まれためはり寿司は、高菜の葉でごはんをくるんだ大きなおむすび。目を見張るほど大きく口を開けて頬張ることから、その名がついたと伝えられます。
見どころ
主役は塩漬けにした高菜の葉。ほどよい塩気とほのかな酸味が、ふっくらとしたごはんを引き締めます。かつては野良仕事や山歩きの携行食として重宝され、包む所作にも土地の暮らしがにじみます。
季節の楽しみ方
新緑の高菜が採れる季節には葉のみずみずしさが際立ち、寒い時期には熟成した漬物の深い旨みが楽しめます。四季を通じて表情を変えるのも魅力です。