泥湯温泉|日帰り入浴の料金・営業時間・駐車場【秋田】
奥羽山脈の山峡、標高の高い谷あいにひっそりと湧くのが泥湯温泉です。現在は奥山旅館と小椋旅館の二軒が肩を寄せ合うように立ち、昔ながらの湯治場の風情を今に伝えています。
由来と歴史
開湯は今からおよそ千二百年前、平安初期にさかのぼると伝えられる古湯です。江戸時代には「安楽泉」の別名でも呼ばれる湯治場としてにぎわい、一六八〇年(延宝八年)には湯宿が開かれたと記録されます。すぐそばの川原毛地獄は、八〇七年(大同二年)に修験僧・月窓が修験場として開いたと伝わる霊地で、恐山・立山と並ぶ日本三大霊地のひとつ。かつては硫黄を掘る鉱山でもあり、昭和四十一年まで採掘が続いていました。
見どころ
硫黄の香りをまとった湯が満ちる露天風呂は、山の緑や雪景色に映えて幻想的。複数の源泉があり、白濁した湯も楽しめます。すぐ近くには、白い岩肌から噴気が立ちのぼる川原毛地獄の荒涼とした光景が広がり圧巻です。さらに下ると、地熱で温まる天然の露天「川原毛大湯滝」があり、約二十メートルの高さから流れ落ちる滝そのものが湯という全国でも珍しい名所。夏には水着で滝つぼの湯浴みを楽しむ人でにぎわいます。
季節の楽しみ方
新緑と紅葉の時期は山道のドライブが心地よく、冬は深い雪に包まれた露天が格別の趣。川原毛大湯滝はおおむね夏から秋にかけての名所です。
アクセス・基本情報
JR奥羽本線の湯沢駅から南東へおよそ30km。予約制の乗合タクシー「こまちシャトル」で約45分、路線バスと乗合タクシーを乗り継ぐと約70分が目安です。山深い立地のため、冬期は積雪・路面凍結に十分な注意を。日帰り入浴も受け付けており、料金は数百円台が目安です。
旅の実用メモ
おすすめは川原毛地獄や大湯滝とセットで楽しめる初夏から秋。日帰りなら、泥湯の湯→川原毛地獄の遊歩道散策→大湯滝という順路が回りやすく、半日ほどみておくと安心です。滝の湯浴みは水着持参が必須。売店や食事処が限られるので、飲み物や軽食は湯沢の街で調達しておくと安心です。予算は日帰り入浴で数百円、大湯滝は無料で楽しめます。
ひとことアドバイス
硫黄泉のため貴金属は変色に注意。地獄地帯は噴気に近づきすぎず、遊歩道を外れないように。冬期は道路状況が厳しいので、雪道運転に不慣れな方は暖かい季節の訪問がおすすめです。
日帰り入浴の代表施設
泥湯温泉の日帰り入浴は一軒宿「奥山旅館」で。受付は15:00までで、それまでは新しい内湯・露天と、向かいの昔ながらの大露天風呂の両方に入れます(入浴料700円ほど、駐車場無料)。15:00以降の受付は大露天風呂のみとなり、大露天風呂は積雪のため冬期(おおむね11月〜5月下旬)は休みです。硫黄の香り漂う白濁の湯が楽しめます。営業時間・料金は変わることがあるため、公式情報でご確認ください。
📚 情報の参照元
本記事は湯沢市の観光案内および各施設が公表する情報をもとにまとめています。営業時間・料金は変わることがあるため、詳細は各施設の公式情報でご確認ください。
観光のチェックリスト
- 所要時間の目安: 入浴で1時間ほど、川原毛地獄の散策を含めて2時間
- 持ち物: タオル・着替え、散策用の歩きやすい靴、現金
- ベストシーズン: 新緑〜紅葉。大露天は冬期休のため雪解け後が安心
- 混雑対策: 受付は15時まで。午後の遅い時間は湯船が限られる
- 立ち寄り先: 川原毛地獄、川原毛大湯滝(夏)、小安峡
- 道路情報: 県道310号(秋ノ宮小安温泉線)は土砂災害対策工事のため令和8年(2026年)11月30日まで全面通行止めです。泥湯温泉から川原毛地獄までは通行できますが、秋の宮温泉郷へ通り抜けることはできません。工事の状況は変わることがあるため、湯沢市の道路情報で確認してからお出かけください
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この記事は、施設・社寺の公式サイトや、市区町村・観光協会が公開する観光案内、 国や自治体が公表する文化財・名勝の資料など、公的・一次情報をもとにたびたびJAPAN編集部が調べ、旅の計画に役立つ形に整理して作成しています。 料金・営業時間・開催日程などは変更される場合がありますので、お出かけの際は各施設・自治体の公式情報も併せてご確認ください。 編集方針の詳細