道後温泉|日帰り入浴の料金・営業時間・駐車場【愛媛】
松山市街の東、約3000年の歴史をもつといわれる道後温泉。足の傷を癒す白鷺が湯を見つけたという伝説が伝わる古湯です。木造三層の道後温泉本館、飛鳥時代の建築様式を取り入れた別館 飛鳥乃湯泉、地元の人が通う椿の湯という3つの外湯があり、いずれも日帰り専用の公衆浴場。泊まりではなく「入りに行く」温泉地です。
18本の源泉を混ぜて42度にする
道後温泉の泉質はアルカリ性単純泉。刺激が少なく、なめらかな肌ざわりの湯です。特筆すべきはその使い方で、道後温泉は18本の泉源からくみ上げた湯を使っています。源泉温度は20度から55度までばらつきがあり、これらを混ぜ合わせることで適温のおよそ42度に整えています。つまり、加温も加水もしていません。公式サイトはこれを「全国的にも珍しい無加温・無加水の源泉かけ流し」と説明しています。椿の湯も同じく無加温・無加水のかけ流しです。
温度調整のために水を足すのではなく、温度の違う源泉どうしを混ぜる。18本の泉源を持つ道後だからできる湯づかいです。
5年半の工事を終えた本館
現在の道後温泉本館は、明治27年(1894)に改築が完成した建物です。平成6年(1994)12月27日、公衆浴場としては全国で初めて国の重要文化財に指定されました。
その本館は、平成31年(2019)1月から営業を続けながらの保存修理工事に入っていました。約100年に1度といわれる大規模な工事で、期間中は入浴できる範囲が限られていましたが、令和6年(2024)7月11日に約5年半ぶりの全館営業を再開。工事そのものも同年12月20日に完了しています。いま訪ねれば、修理を終えた本館の全体を見て、入ることができます。
訪問の実用情報
- 泉質:アルカリ性単純泉。刺激が少なくなめらかな湯です
- 源泉温度:20〜55度。18本の泉源を混ぜて約42度に調整しています
- 湯づかい:無加温・無加水の源泉かけ流し
- 宿泊:3館とも日帰り温泉(公衆浴場)のため宿泊はできません
- 道後温泉本館の料金・時間:神の湯階下 大人700円・小人350円(6:00〜23:00、札止め22:30)/神の湯2階席 大人1,300円・小人650円(6:00〜22:00、札止め21:00)/霊の湯2階席 大人2,000円・小人1,000円/霊の湯3階個室 大人2,500円・小人1,250円(札止め20:30)。基本利用時間は60〜90分
- 又新殿の観覧:大人500円・小人250円(9:00〜17:00、札止め16:30)
- 道後温泉 椿の湯:大人(12歳以上)500円・小人(2〜11歳)200円、6:30〜23:00(札止め22:30)、利用は1時間以内
- 道後温泉別館 飛鳥乃湯泉:1階浴室 大人610円・小人300円/2階大広間 大人1,280円・小人630円/2階個室 大人1,690円・小人830円。6:00〜23:00(1階浴室の札止め22:30)、全コース90分。1階には露天風呂があります
- 貸切・家族風呂:飛鳥乃湯泉の2階特別浴室(1組2,040円+大人1,690円・小人830円)は2時間前までに予約が必要(089-932-1126)。本館の霊の湯3階貸切室と又新殿は90日前から予約でき、予約サイトは前日22時まで、当日は電話(089-921-5141)で受け付けます
- 3館まとめて入るなら:本館 神の湯階下・椿の湯・飛鳥乃湯泉1階浴室をめぐれる「道後温泉3館 周湯チケット」が大人1,400円・小人640円。通常料金より2割お得で、販売日とその翌日の2日間有効です
- 休館日:3館とも毎年12月に大掃除のため1日臨時休館します
- シャンプー類:本館の神の湯・霊の湯、飛鳥乃湯泉の1階浴室には備え付けがあります。椿の湯には備え付けがなく、売店でシャンプー・コンディショナー各50円、みかん石鹸(小)70円で購入できます。持ち込みも可能です
- タオル:本館の神の湯階下・神の湯2階席、飛鳥乃湯泉の1階浴室・2階大広間には備え付けがありません。本館・飛鳥乃湯泉では貸タオル100円・貸バスタオル300円、椿の湯では貸タオル110円・貸バスタオル320円
- ドライヤー:本館・飛鳥乃湯泉は無料。椿の湯は3分10円
- 入浴着:3館とも、乳がん手術や皮膚移植などの傷跡をカバーする専用の入浴着を着けての入浴が認められています。下着や水着など、それ以外の衣服の着用はできません
- ロッカー:本館・飛鳥乃湯泉は脱衣所に無料ロッカーがあり、館内に有料コインロッカーも。大型のキャリーケースは有料の手荷物預かりが使えます。椿の湯は有料ロッカーのみ
- 支払い:椿の湯はクレジットカード・電子マネー・QRコード決済に対応しています
- 持ち込み飲食:3館とも不可
- 駐車場:松山市営が2か所。道後温泉駐車場(松山市道後湯之町4-30、100台、5:30〜23:30、30分100円)は3館の館内にある認証機に駐車券を通すと最初の1時間が無料。道後温泉祝谷東町駐車場(松山市祝谷東町437-1、43台、24時間、30分100円)は入浴の有無にかかわらず最初の1時間無料です。障がい者用駐車場は本館東側広場に2台
- アクセス:道後温泉駅から本館まで徒歩約3分。JR松山駅から市内電車で道後温泉駅まで約25分、松山空港からリムジンバスで道後温泉駅前まで約40分、松山観光港からは約43分
- 混雑対策:混み合うときは整理券が配られます。公式サイトで3館それぞれの待ち時間と利用状況が確認できるので、出かける前に見ておくと動きやすくなります
📚 情報の参照元
泉質・源泉温度・泉源数(18本)・無加温無加水の源泉かけ流しについては、道後温泉公式サイトの「道後温泉の歴史・泉質・風情」を参照しました。3館の営業時間・入浴料金・利用時間・予約方法・周湯チケットの内容は同サイトの各施設の利用案内および外湯紹介ページ、休館日・入浴着・シャンプー類とタオルの有無と料金・ドライヤー・ロッカー・駐車場・アクセスは同サイトの「よくあるご質問」の記載によります。椿の湯の決済手段も同サイトの椿の湯のページによります。本館が明治27年に改築完成したこと、平成6年12月27日に公衆浴場で初めて国の重要文化財に指定されたこと、平成31年1月に始まった保存修理工事が令和6年7月11日の全館営業再開を経て同年12月20日に完了したことは、松山市の公式ホームページと道後温泉公式サイトの案内を参照しました。料金・営業時間・休館日は変更されることがあるため、おでかけ前に公式情報でご確認ください。
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この記事は、施設・社寺の公式サイトや、市区町村・観光協会が公開する観光案内、 国や自治体が公表する文化財・名勝の資料など、公的・一次情報をもとにたびたびJAPAN編集部が調べ、旅の計画に役立つ形に整理して作成しています。 料金・営業時間・開催日程などは変更される場合がありますので、お出かけの際は各施設・自治体の公式情報も併せてご確認ください。 編集方針の詳細