鮎料理 ― 清流長良川が育む初夏の味覚
鮎料理 ― 清流長良川が育む初夏の味覚
鮎料理は、岐阜市内を流れる清流・長良川の恵みを代表する川魚料理です。なかでも塩焼きは、串を打ってこんがりと焼き上げ、頭から尾まで丸ごといただくのが王道。良質な苔を食んで育った鮎は、すいかや胡瓜にもたとえられる上品な香りと、ほろ苦くも旨みのあるわたが魅力で、初夏の岐阜を彩る味覚として親しまれています。
見どころ
長良川は古くから鮎の名所として知られ、夏の夜には伝統漁法「鵜飼」が行われます。かがり火に照らされた川面を鵜匠と鵜が舞う光景は幻想的で、その伝統が鮎を岐阜の特別な存在へと高めてきました。塩焼きのほか、甘露煮や雑炊、田楽など、鮎を余すことなく味わう多彩な料理が受け継がれています。季節の楽しみ方
鮎は初夏から秋にかけてが旬で、若鮎の繊細な味わいから、秋に卵を抱く子持ち鮎まで、季節ごとに異なる表情を楽しめます。鵜飼の行われる夏の夜は、屋形船から漁を眺めながら鮎料理を味わう特別な体験も。清流のほとりで味わう塩焼きは、まさに岐阜の夏の風物詩です。