朴葉味噌 ― 朴の葉で焼く飛騨の香ばしい郷土の味
朴葉味噌 ― 朴の葉で焼く飛騨の香ばしい郷土の味
朴葉味噌は、乾燥させた朴(ほお)の葉の上にねぎや薬味を混ぜた味噌をのせ、炭火や卓上コンロでじっくり焼き上げる飛騨地方の郷土料理です。葉が焦げるにつれて立ちのぼる香ばしい香りと、こんがり焼けた味噌の甘辛さが食欲をそそります。炊きたてのごはんにのせれば、何杯でも食べられる飛騨の朝の定番です。
見どころ
朴葉味噌の魅力は、素朴な道具立てから生まれる豊かな香りにあります。雪深い飛騨では、冬に凍った漬物を朴の葉の上で味噌とともに焼いて食べたのが始まりとも伝えられます。近年は飛騨牛やきのこ、ねぎなどを一緒に焼くスタイルも人気で、味噌の香りをまといながら具材の旨みを存分に楽しめます。📖 あわせて読みたい(岐阜県)
季節の楽しみ方
寒い季節には、温かい味噌を肴に熱燗を傾けるのもまた格別です。秋には地元のきのこを、夏には季節の野菜を一緒に焼くなど、その時々の食材を取り合わせて楽しめます。飛騨を訪れたなら、宿の朝食や食事処の定食で、焼きたての朴葉味噌を味わってみてください。