丸駒温泉|日帰り入浴の料金・営業時間・駐車場【北海道】
支笏湖の北岸、恵庭岳のふもとにひっそりと建つ一軒宿・丸駒温泉旅館。初代の佐々木初太郎が大正4年(1915年)に温泉を掘り当て、その2年後に旅館を開業しました。自らを「奥札幌の秘湯」と称し、日本秘湯を守る会の会員宿に名を連ねます。最大の名物は、湖と同じ水位で深さが変わる足元湧出の天然野湯です。
全国20か所といわれる「足元湧出」の天然野湯
大浴場から渡り廊下を進んだ先にあるのが天然野湯。浴槽の底そのものから湯が湧く「足元湧出」の湯で、全国でも約20か所しかないといわれます。浴場と湖を岩場で隔てただけの野趣あふれる造りは創業当時から変わっていません。
面白いのは湯の深さです。天然野湯は支笏湖と地下でつながっており、湖の水位が季節で上下するのに合わせて湯の深さも変わります。春の雪解けで水位が上がれば深く、渇水期には浅くなる。その日その季節の湯加減は自然まかせで、二度と同じ入り方ができないのがこの湯の魅力です。湯は支笏湖の水と同じく無色透明です。
このほか、原生林と支笏湖のパノラマを望む展望露天風呂、内湯とサウナを備えた大浴場があります。サウナは本場フィンランド式でロウリューが可能な本格仕様。水風呂には、水質日本一に11年連続で選ばれた支笏湖の水をかけ流しで使っています。
湯づかいと泉質
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉。旧泉質名では「含土類・石膏-食塩泉」と呼ばれたもので、中性低張性高温泉に分類されます。源泉温度は54度。塩分と石膏成分を含むため保温効果が高く、湯上がりに体が冷めにくいのが特徴です。
適応症として掲げられているのは、神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・痔疾・慢性消化器病・慢性皮膚病・動脈硬化症・病後回復期・疲労回復・健康増進・慢性婦人病・冷え症・虚弱児童。一方で禁忌症も明示されており、急性疾患(特に発熱時)、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、活動性の結核、高度の貧血、病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)は入浴を控えるようにとされています。
訪問の実用情報
- 泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉(旧泉質名:含土類・石膏-食塩泉/中性低張性高温泉)
- 源泉温度:54度
- 適応症:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、うちみ、くじき、痔疾、慢性消化器病、慢性皮膚病、病後回復期、疲労回復、冷え症など
- 禁忌症:急性疾患(特に熱がある場合)、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、活動性の結核、高度の貧血、妊娠中(特に初期と末期)など
- 天然野湯:足元湧出。支笏湖と同じ水位のため、季節によって湯の深さが変わります
- 露天風呂:展望露天風呂あり
- 日帰り入浴の営業日:金・土・日曜日
- 日帰り入浴の時間:10:00〜14:00(15時までに退館)
- 日帰り入浴料:大人1,200円、小人600円、幼児300円、3歳未満無料。男女とも大浴場・展望露天風呂・天然野湯に加え、大浴場併設のサウナも利用できます
- 貸切風呂:バレルサウナ付きの「丸の湯」が50分4,400円・110分7,700円(定員4名)、露天風呂付きの「駒の湯」が50分2,750円(定員4名)。日帰り利用は10:00〜14:00で、いずれも日帰り入浴料が別途必要です。事前予約フォームあり
- タオル:貸切風呂の浴室にタオルの備え付けはありません。持参が安心です
- タトゥー・刺青:入浴可能
- 湯浴み着:女性用の湯浴み着の着用が可能です
- バリアフリー:観光庁の「観光施設における心のバリアフリー認定制度」の認定施設。正面玄関にスロープ、駐車場に歩行困難者専用スペース、大浴場へ向かう通路の階段に昇降機を設置。浴槽には手すりがあり、洗い場用の介助椅子の貸出、車椅子の貸出、フロントでの筆談対応もあります
- 車でのアクセス:新千歳空港から道道16号・国道453号経由で約42km・約60分、札幌市内から国道453号経由で約44km・約70分、苫小牧から国道276号・国道453号経由で約37km・約60分(いずれも平日日中の目安)
- 公共交通でのアクセス:新千歳空港の国内線28番乗り場から北海道中央バスで支笏湖バスターミナルまで約60分、JR千歳駅からは約50分。バスターミナルから旅館までは約20分ですが、送迎バスは宿泊者専用の予約制です。日帰りで公共交通を使う場合は、支笏湖バスターミナルからの移動手段を先に確保しておく必要があります
- 冬季の注意:2026年の支笏湖氷濤まつり期間(1月31日〜2月23日)は路線バスが大変混雑します。期間中は全席予約制の「氷濤 BLUE LINER」(新千歳空港・JR千歳駅と支笏湖温泉バスターミナルを結ぶ、片道大人2,000円・子ども1,000円)も運行されます
- 所要時間の目安:入浴だけで1〜2時間。日帰りは14時受付終了・15時退館と枠が短いので、湖畔の散策を組み合わせるなら午前中に着くよう計画を
- 所在地:北海道千歳市幌美内7番地
📚 情報の参照元
泉質・旧泉質名・源泉温度・適応症・禁忌症、天然野湯と展望露天風呂・サウナの内容、日帰り入浴の営業日と時間・料金、貸切風呂「丸の湯」「駒の湯」の料金と利用時間は、丸駒温泉旅館の公式サイト「温泉」ページによります。創業の経緯(初代・佐々木初太郎が大正4年に温泉を発見し2年後に開業)はインフォメーションページの記載、バリアフリー対応と入れ墨のある方の入浴可否・湯浴み着・車椅子貸出などは同サイト「ユニバーサル対応」ページによります。車とバスの所要時間、宿泊者専用送迎バス、氷濤まつり期間の路線バス情報は公式サイトのアクセスページの記載をもとにしています。変更されることがあるため、おでかけ前に公式情報でご確認ください。
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