トマム雲海テラス|星野リゾートのスノーリゾート
北海道勇払郡(ゆうふつぐん)占冠村(しむかっぷむら)にある「星野リゾート トマム」は、夏の雲海テラスと冬の本格スキーリゾートとして全国から旅行者が訪れる人気の大型リゾートです。なかでも、山頂から雲海を見下ろす「雲海テラス」は、運がよければ眼下に広がる雲の海を一望できる絶景スポットとして名高く、早朝の幻想的な光景を求めて多くの人が訪れます。四季を通じて北海道の雄大な自然を満喫できる、滞在型リゾートの代表格です。
雲海テラスが生まれた背景
トマムの雲海テラスは、リゾートのスタッフが早朝の山頂で目にした雲海の美しさをきっかけに生まれた施設です。それまで人目に触れることの少なかった早朝の絶景を多くの人に届けたいという思いから、ゴンドラを使って気軽に山頂へ上がり、雲海を眺められる展望スペースが整えられました。雲海は気温や湿度、風などの条件がそろったときにだけ現れる自然現象のため、必ず見られるとは限りませんが、その分、出会えたときの感動はひとしお。自然の気まぐれが生み出す一期一会の絶景です。
多彩な展望スポットと冬のリゾート
雲海テラスには、雲海をさまざまな角度から楽しめる展望スポットが工夫を凝らして設けられています。空中に突き出したデッキや、雲の上に浮かんでいるような感覚を味わえる展望ポイントなど、写真映えする仕掛けが点在し、雲海とともに北海道の山並みや朝日を堪能できます。冬になると一帯は本格的なスキー場となり、良質なパウダースノーを求めて多くのスキーヤーやスノーボーダーが集まります。屋内のウォーターパークや、氷で作られた街「アイスヴィレッジ」など、滞在を彩る施設も充実しています。アイスヴィレッジは冬期限定で、2026年度は2026年12月20日から2027年3月10日までの予定、営業時間は17時から22時(最終入場21時30分)、入場料600円(7歳以上、税込)です。
冬は「霧氷テラス」に姿を変える
雲海テラスのある山頂は、冬になると「霧氷(むひょう)テラス」として営業します。霧氷とは、氷点下の環境で空気中の水蒸気や霧が樹木などに着く現象のことで、より名前の知られた「樹氷」もこの霧氷の一種です。公式サイトによると2025-26年シーズンの霧氷発生率は平均63%。月別では12月が72%、1月が58%、2月が48%、3月が42%で、発生確率が約4割とされる雲海よりも出会える見込みが高いのが冬ならではの魅力です。営業期間は2026年12月1日から2027年4月5日まで。営業時間は時期によって細かく異なり、12月1日〜25日と4月1日〜5日は上り最終15時(下り最終15時30分)、12月26日〜1月19日と2月11日〜3月31日は上り最終15時30分(下り最終16時)となっています。
一年でもっとも冷え込む1月20日〜2月10日は上りの運行開始が7時45分に早まり、あわせて「SHIBARE TIME」として、お湯を蒸発させたりタオルを凍らせたりと、極寒を逆手にとった体験が行われます(7時45分〜9時は滑走目的の乗車はできません)。ゴンドラの往復料金は大人(12歳以上)2,500円、7〜11歳1,600円、ペット500円で、リフト券を持っていれば無料で乗車できます。ただし営業期間内でも、気象条件によって霧氷が発生しない日や運行を中止する日があります。
パウダースノーのスケール
トマム スキー場は、北海道の中央を南北約200キロにわたって広がる「北海道パウダーベルト」に位置しています。内陸性気候ならではの低い湿度に加え、氷点下20〜30度ほどまで気温が下がる時期が長いため、良質なパウダースノーを長い期間楽しめるのが特徴です。占冠村は「一番寒い村」とも言われ、過去にはマイナス35度を記録しています。
ゲレンデは山頂1,171メートル・山麓586メートルで標高差585メートル。コース数は29本で、リフト5基とゴンドラ1基が運行します。総滑走距離は21,500メートル、最長滑走距離は4,200メートル(シルバーベル〜ビギナーズチョイス)、最大斜度は35度(ノーグラビティー)、ゲレンデ総面積は123ヘクタールという規模です。初級者から上級者まで対応するコースバラエティーに加え、滑らない人向けのアクティビティも多数そろっているため、家族やグループでそれぞれの過ごし方ができます。
ベストシーズンとアクセス
雲海テラスの営業は例年5月中旬から10月中旬までで、2026年は5月13日から10月13日まで。営業は早朝のみで、5月13日〜31日は5時〜7時、6月1日〜8月31日は4時30分〜8時、9月1日〜10月13日は5時〜8時です。公式サイトによるとシーズン中に雲海が発生する確率は約4割で、必ず見られるわけではありません。冬はスキーや雪のアクティビティが中心です。雲海は早朝に見られることが多いため、リゾート内に宿泊して翌朝に向かうのがおすすめです。アクセスはJR石勝線「トマム駅」からの無料送迎バスが便利で、トマム ザ・タワーまで約5分、リゾナーレトマムまで約10分です。駅前にバスが停車していない場合は、トマム駅2番プラットホーム内の専用電話で呼び出します。新千歳空港方面からのバスも運行しています。山頂は気温が低いため、夏でも上着を用意しておくと安心です。
訪問の実用情報
- 見頃・ベストシーズン:雲海テラスは営業期間中の早朝のみ。公式サイトによると、シーズン中に雲海が発生する確率は約4割ほどで、雲海が見られる保証はありません。
- 開催期間/営業時間:雲海テラスは2026年5月13日〜10月13日。営業時間は5月13日〜31日が5時〜7時、6月1日〜8月31日が4時30分〜8時、9月1日〜10月13日が5時〜8時。冬期限定の「アイスヴィレッジ」は2026年12月20日〜2027年3月10日(予定)、17時〜22時(最終入場21時30分)。
- 料金:雲海ゴンドラの日帰り料金は大人(12歳以上)2,500円、子ども(7〜11歳)1,600円、愛犬500円、身体障害者割引(大人)2,000円、シーズンパス(大人)7,000円。アイスヴィレッジの入場料は600円(7歳以上、税込)。
- アクセス:JR石勝線「トマム駅」から無料送迎バスで、トマム ザ・タワーまで約5分、リゾナーレトマムまで約10分。駅前にバスが停車していない場合は、トマム駅2番プラットホーム内の専用電話で呼び出します。新千歳空港方面からのバスライナーもあります。
- 服装・装備:山頂は気温が低いため、夏でも上着が必要です。冬は氷点下の厳しい冷え込みになるので本格的な防寒具、手袋、帽子を。車で向かう場合は冬用タイヤと吹雪・路面凍結への備えが不可欠です。
※雲海テラスもアイスヴィレッジも、宿泊・日帰りどちらの人でも利用できます。天候により期間や内容が変更になる場合があるため、当日の営業状況は公式の「トマムコンシェルジュ」等で必ず確認してください。
(出典:星野リゾート トマム公式サイト「雲海テラス」「アイスヴィレッジ」「アクセス」)
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