金時山 — 金太郎伝説が息づく、富士見の名山
山頂から遮るものなくそびえる雄大な富士山、金太郎ゆかりの伝説、初心者でも登れる手軽さ——神奈川県と静岡県の境にそびえる金時山(きんときやま)は、箱根外輪山(がいりんざん)の最高峰にして「富士見の名山」として親しまれる人気の山です。あの金太郎が育った地とも伝えられ、登山道には数々の伝説スポットが点在。登頂後は箱根の温泉も楽しめる、絶景とロマンあふれる山へ出かけましょう。
見どころ
金時山は、神奈川県南足柄市・箱根町と静岡県にまたがる、標高約1212メートルの山です。古くは「猪鼻岳(いのはなだけ)」とも呼ばれましたが、力持ちの童子・金太郎(坂田金時)が、この山のふもとで生まれ育ったという伝説にちなんで、金時山と呼ばれるようになりました。山やその周辺には、金太郎ゆかりのスポットが点在。童話でおなじみの金太郎の世界に思いをはせながら、登山を楽しめます。
金時山が「富士見の名山」と称される理由は、山頂からの眺めにあります。箱根火山を囲む外輪山の最高峰であるこの山の頂上からは、すぐ目の前に雄大な富士山がそびえ、遮るもののない大パノラマが広がります。眼下には芦ノ湖や仙石原、箱根の山々が一望でき、その絶景はまさに圧巻。とくに空気の澄んだ晴れた日には、裾野まで美しく見渡せる富士山の姿を堪能できます。山頂には茶屋があり、富士山を眺めながらひと休みできます。
金時山は、本格的な絶景が楽しめる一方で、比較的登りやすい山として人気です。登山道はよく整備されており、家族連れや登山初心者にもおすすめ。ただし山頂付近には岩場やロープ・鎖のある区間もあるため、油断は禁物です。金時山があるのは箱根エリア。下山後には、箱根や足柄の名湯で登山の疲れをゆっくり癒やせるのも、この山ならではの大きな楽しみです。
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季節の楽しみ方
空気の澄んだ秋〜冬(例年11〜2月ごろ)は富士山がくっきり見えて格別。新緑の春や、登りやすい初夏もおすすめです。夏は暑さと夕立に注意し、早朝の登山が安心。冬は路面の凍結や積雪に備え、軽アイゼンなどの装備があると安全です。晴天率の高い午前中に登り、午後の雲がかかる前に山頂へ着くのが、富士山を狙う登山のコツです。
アクセス・基本情報
- 交通:箱根・仙石原方面(金時神社入口・仙石原バス停など)や、南足柄側の登山口から入山
- 新宿から箱根方面へは小田急・バスを乗り継ぎ、仙石原の登山口へ。マイカーは登山口周辺に駐車場あり
- 登山口から山頂までの所要時間はコースにより異なるが、片道おおむね1〜2時間程度が目安
- 山頂の茶屋は営業日・時間が限られるため、飲食は事前準備も忘れずに
旅の実用メモ
おすすめの季節は空気の澄んだ秋〜冬、時間帯は雲のかかりにくい午前中。所要時間は、往復と山頂での休憩を含めて半日程度が目安です。予算は交通費+茶屋での飲食で数百円〜千円台。周辺には仙石原のすすき草原・箱根の温泉群、金太郎ゆかりの金時神社など実在スポットが多く、下山後の湯めぐりとセットにしやすい立地です。登山靴・飲み物・雨具は必携で、天候の急変に備えましょう。
ひとことアドバイス
初心者にやさしい山とはいえ、山頂付近には岩場もあるため、歩きやすい登山靴で臨みましょう。富士山を狙うなら、雲の出やすい午後を避け、午前中の登頂がおすすめです。下山後は箱根・仙石原・南足柄の温泉で汗を流すのが定番。登山の計画は日の短い季節ほど早めの行動を心がけ、無理のない行程を組みましょう。
📚 情報の参照元
南足柄の金太郎ゆかりの地の情報は、南足柄市など地元自治体や観光協会の公開情報、現地の案内・伝承などをもとにまとめています。山あいの自然のなかにあり、天候により道の状況が変わります。料金・時間・アクセスは変更される場合があるため、お出かけ前に公式情報でご確認ください。
観光のチェックリスト
- 所要時間の目安:ゆかりの地の散策で半日ほど
- 持ち物・準備:山道や坂を歩くため歩きやすい靴、飲み物や上着を
- まわり方の目安:記事で触れた金太郎伝説ゆかりの見どころを、山あいの自然とあわせてめぐるのがおすすめ
- アクセス:伊豆箱根鉄道や車での訪問が中心。道の状況を事前確認
- 予算感:見学は無料〜。交通費が主な目安
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