小田原城 — 難攻不落を誇った、後北条氏の関東支配の本拠
城下町を見守る雄大な天守閣、戦国大名の栄華を物語る城郭、相模湾を望む眺め——神奈川県小田原市の小田原城は、戦国時代に関東一円を支配した後北条氏の本拠地として知られる名城です。「難攻不落」と謳われた堅城の歴史ロマンと、箱根の玄関口という立地が魅力。雄大な天守からの眺めや、城を取り巻く緑を楽しみながら、戦国の世に思いをはせる旅へ出かけましょう。
見どころ
小田原城は、戦国時代に関東一円を支配した後北条氏(ごほうじょうし)の本拠地として栄えました。約100年にわたって5代続いた後北条氏は、城のまわりを広大な堀と土塁で囲む「総構(そうがまえ)」と呼ばれる巨大な防御施設を築き、城下町ごと囲い込みました。上杉謙信や武田信玄の攻撃を退けたと伝わる堅城でしたが、天下統一を目指す豊臣秀吉の大軍に包囲され(小田原征伐)、1590年に開城。後北条氏の時代は幕を閉じました。現在は城址公園として整備され、復元された天守閣がそびえています。天守内部は歴史資料を展示する施設で、最上階の展望デッキからは城下町や相模湾、房総半島まで見渡せます。天守に併設された「常盤木門SAMURAI館」も見どころです。
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季節の楽しみ方
小田原城は桜の名所として知られ、春には約300本のソメイヨシノが天守を彩り、日本さくら名所100選にも選ばれています。初夏の新緑、秋の紅葉、冬の澄んだ空気と、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。城内には菖蒲園や梅林もあり、花の見頃に合わせて訪れるのもおすすめです。
アクセス・基本情報
アクセスはJR・小田急・箱根登山鉄道などが乗り入れる「小田原駅」から徒歩約10分。天守閣の入館料は、大人(高校生以上)500円、小・中学生200円です(常盤木門SAMURAI館との共通券は大人600円ほか)。開館時間は9時から17時(最終入館16時30分)で、12月第2水曜日と12月31日は休館します。城址公園内の散策は無料で楽しめます。
旅の実用メモ
桜のシーズンは大変混み合うため、朝早めの来訪がおすすめ。天守の見学とあわせて城内をひととおり歩くなら、1〜2時間ほどみておくと安心です。小田原は箱根観光の玄関口で、駅周辺や城下町の商店街では、名産の小田原かまぼこや干物(特にアジの干物)が手に入ります。相模湾の海の幸や箱根の温泉とあわせてめぐれば、充実した一日になります。予算は天守入館とお土産、食事で数千円が目安です。
ひとことアドバイス
天守だけでなく、総構の遺構や復元された門、城下町の商店街まで足を運ぶと、後北条氏が築いた城の大きさが実感できます。名産のかまぼこや干物を味わいながら、戦国の歴史ロマンに浸りましょう。
📚 情報の参照元
小田原城の情報は、小田原市など地元自治体や観光協会の公開情報、小田原城や関連施設の公開情報、現地の案内などをもとにまとめています。天守や施設の公開時間・料金は変わることがあります。料金・時間・アクセスは変更される場合があるため、お出かけ前に公式情報でご確認ください。
観光のチェックリスト
- 所要時間の目安:城と園内をめぐって1〜2時間ほど
- 持ち物・準備:園内を歩くため歩きやすい靴。天守の入場料に備えて現金を
- まわり方の目安:記事で触れた天守や城址公園をめぐり、小田原駅周辺とあわせて散策するのがおすすめ
- アクセス:JR・小田急など小田原駅から徒歩約10分
- 予算感:入場料と食事で数千円台が目安
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この記事は、施設・社寺の公式サイトや、市区町村・観光協会が公開する観光案内、 国や自治体が公表する文化財・名勝の資料など、公的・一次情報をもとにたびたびJAPAN編集部が調べ、旅の計画に役立つ形に整理して作成しています。 料金・営業時間・開催日程などは変更される場合がありますので、お出かけの際は各施設・自治体の公式情報も併せてご確認ください。 編集方針の詳細

