香肌峡温泉|日帰り入浴の料金・営業時間・駐車場【三重】
松阪市飯高町を流れる櫛田川の上流一帯が、香肌峡(かはだきょう)と呼ばれる渓谷です。国道166号が川に沿って奈良方面へ延び、その道すじに温泉が点在しています。中心になるのは道の駅「飯高駅」の日帰り温泉「香肌峡温泉 いいたかの湯」で、渓谷歩きやドライブの締めくくりに立ち寄る人が多い場所です。
見どころ
飯高駅を発着点にした珍布峠(めずらしとうげ)ウォーキングコースは、2015年9月に「新日本歩く道紀行100選 歴史の道」に認定された散策路です。旧和歌山街道の素掘りの切り通しである珍布峠は、天照大神と天児屋根命が出会ったと伝わる国分け伝説の地。天照大神が国境を決めるために投げ込んだといわれる巨岩「礫石(つぶていし)」や、推定樹齢1,000年の大クスが立つ水屋神社も道すじにあります。アップダウンの少ない1〜2時間のコースで、飯高駅の案内事務所でコースマップを受け取れます。10名以上の団体なら、地元のガイドボランティアが無料で案内してくれます(要事前予約、遅くとも10日以上前まで)。
湯づかいを知っておく
いいたかの湯の泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉(低張性中性冷鉱泉)、pH6.3のほぼ中性です。源泉は2020年4月2日に変わっており、源泉温度は17.7℃。冷鉱泉のため、公式サイトも加水・加温・循環ろ過式であることを明記しています。かけ流しの湯を求めて訪ねる場所ではありませんが、11種類の湯舟をそろえた設備の広さと、内湯からも櫛田川を見下ろせる展望の良さが支持されています。
浴場は「赤湯波(あかゆわ)の湯」と「局(つぼね)の湯」の2つで、奇数日と偶数日で男女が入れ替わります。マキ風呂と釜風呂は赤湯波の湯側、寝湯とかめ風呂は局の湯側にあり、目当ての湯船があるなら日付を確認してから出かけてください。薬草風呂は両方にあり、薬草は週替わりです。
道の駅より先にあった「駅」
飯高駅は1990年7月24日、地域の特産品販売所としてオープンしました。鉄道が通っていない土地の「駅」として当時は注目を集め、1993年4月22日に全国103か所の施設と同時に、三重県で1番目の道の駅として登録されています。温泉施設が加わったのは2004年11月25日の全面リニューアルのとき。いいたかの湯の入湯者は2024年6月14日に250万人に達しました。
訪問の実用情報
- 泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉(低張性中性冷鉱泉)、pH6.3
- 源泉温度:17.7℃
- 湯づかい:加水・加温・循環ろ過式
- 効能:末梢循環障害、皮膚乾燥症、自律神経不安定症、関節リウマチ、腰痛症、神経痛、五十肩、冷え性、糖尿病、軽い高コレステロール血症、軽い喘息、痔の痛み、疲労回復など
- 浴槽:全11種類。内湯、露天風呂、蒸し湯、マキ風呂、かめ風呂、釜風呂、薬草風呂、寝湯、乾式サウナ、水風呂
- 日帰り入浴の受付:10:00〜20:00(20:45閉館)
- 定休日:毎週水曜(祝日の場合は営業し翌平日休)、12月31日〜1月1日
- 入浴料(2025年4月改定):大人870円、65歳以上630円、障がい者手帳をお持ちの方630円、小人(4歳〜小学生)490円、3歳以下無料。10枚綴り回数券は大人7,200円、65歳以上5,800円
- タトゥー・刺青:イレズミやそれに類似する身体装飾をされた方の入館・利用は不可
- 備え付け:シャンプー、リンス、ボディソープ、ドライヤーは無料。ロッカー・貴重品ロッカーはコインリターン式で脱衣ロッカーは男女各104
- 販売品:タオル100円、バスタオル700円、カミソリ200円、クシ110円、ブラシ220円、女性用化粧品セット550円
- 車椅子・ベビー連れ:屋内浴場まで車椅子で入れます(券売機付近で従業員に声がけを。従業員による介助は不可、介助者1名は無料)。脱衣室に多目的トイレとベビーベッド、おむつ替えベッドを男女とも設置。義足を入れられる大きめのロッカーが各脱衣室に2か所
- 足もと・段差:浴場内にはシャワーチェア、手すり、浴槽内階段があります。ただし露天風呂へ出る階段には手すりがないため注意を
- 駐車場:91台無料(ほかに大型用8台)。RVパークは有料5台
- アクセス(公共交通):JR・近鉄「松阪駅」西口(表)バスターミナル4番のりばから三重交通バス「道の駅 飯高駅」行きまたは「ホテルスメール」行きで約1時間、「道の駅 飯高駅」下車すぐ
- アクセス(車):伊勢自動車道「松阪IC」から約30km・約40分。紀勢自動車道「勢和多気IC」から約20km・約30分。名阪国道「針IC」から約65km・約90分
- 所要時間の目安:入浴だけなら1〜2時間。珍布峠のウォーキングを組み合わせるなら半日
- 併設施設:レストランいいたか(11:00〜19:00、L.O.18:30。14:00〜17:00は麺類など簡易メニューのみ)、いいたかの店(9:00〜18:00)、そば打ち体験「味楽工房」(10:00〜15:00開始、予約優先)
- 所在地:三重県松阪市飯高町宮前177(いいたかの湯 電話0598-46-1114)
香肌峡にはもう一軒、飯高町森の温泉宿があります。長く「香肌峡温泉 森のホテルスメール」として親しまれてきた宿で、現在は愛犬と泊まれる「わんわんパラダイス松阪」として営業しています。天然温泉「香肌の湯」の日帰り利用は11:00〜18:00(受付17:00まで)、定休日は月曜です。
📚 情報の参照元
いいたかの湯の泉質・源泉温度・加水加温循環ろ過の別・pH値・効能・受付時間・定休日・2025年4月改定の入浴料と回数券・湯舟の種類・アメニティと販売品の価格・入館できない方の条件は、道の駅「飯高駅」公式サイトの天然温泉のページで確認しました。車椅子での入場方法や脱衣室・浴場内の設備、露天へ出る階段の状況は同サイトのバリアフリーのページ、松阪駅からのバス案内と各インターチェンジからの距離・所要時間はアクセス・道路情報のページ、飯高駅の開業年や道の駅登録の経緯・入湯者数、珍布峠ウォーキングコースの認定とガイドの案内は同サイトの該当ページによります。駐車場の台数は公益社団法人三重県観光連盟「観光三重」の同施設のページを参照しました。わんわんパラダイス松阪の名称・日帰り入浴の時間・定休日・所在地は一般社団法人松阪市観光協会の加盟店情報をもとにしています。変更されることがあるため、おでかけ前に公式情報でご確認ください。
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