鳥羽温泉郷|日帰り入浴の料金・営業時間【三重】
伊勢志摩国立公園の海沿いに宿が点在する鳥羽。その温泉宿をまとめて鳥羽温泉郷と呼びます。ひとつの湯町に湯屋が並ぶ温泉地とは成り立ちが違い、鳥羽市温泉振興会がとりまとめる複数の源泉が市内に散らばっているのが特徴です。湾内に浮かぶ島影や行き交う船を眺めながら湯に浸かれるのは、海辺の温泉ならではです。
ひとつではない、鳥羽の源泉
鳥羽温泉郷の宿が引く湯には、答志島温泉、鳥羽小浜温泉、安楽島温泉、新美里温泉、鳥羽本浦温泉、伊勢志摩神代温泉、社宮司温泉、潮香の湯といった名前が並びます。さらに、鳥羽駅周辺や石鏡の宿には津市の榊原温泉を源泉とする湯を使っている宿が少なくありません。鳥羽市温泉振興会は郷内の湯として、古い角質や汚れを落とす石けんのような作用が期待でき美肌の湯とも呼ばれるアルカリ性単純温泉、炭酸水素塩泉、塩の成分が肌を包んで保温と保湿が期待できる塩化物泉などを挙げています。つまり「鳥羽温泉郷の湯」とひと括りにはできず、どの宿を選ぶかで泉質も湯づかいも変わります。宿選びの前に、源泉名まで確かめておくと満足度が違います。
日帰りで入るなら予約が要る
鳥羽温泉郷の日帰り入浴は、鳥羽市温泉振興会が「利用には予約が必要」と明記しています。飛び込みで立ち寄る前提では動かないほうが確実です。受付時間も宿によってまちまちで、朝8時から開ける宿もあれば、夕方以降しか受け付けない宿もあります。なお、鳥羽駅前の大型旅館・戸田家は、館内混雑緩和のため当面の間、日帰り入浴の営業を休止しています。宿泊すれば5つの無料貸切風呂(浮世風呂、たぬき風呂、しゃこ貝風呂、釜風呂、瓶風呂)を予約不要・時間制限なしで6時から24時まで使えますが、日帰りでの利用はできません。
見どころ
鳥羽は真珠養殖発祥の地です。ミキモト真珠島では真珠づくりの歴史や海女の実演に触れられ、鳥羽水族館とあわせて鳥羽駅から歩ける範囲にまとまっています。港からは答志島や菅島へ市営定期船が出ており、島の宿に泊まって答志島温泉に浸かる小旅行も組み立てられます。佐田浜東公園には無料の鳥羽足湯処「とまり湯」があり、隣接する農水産物直売所「鳥羽マルシェ」(水曜定休)で地元の魚や総菜を買うこともできます。
季節の楽しみ方
冬は伊勢えびや牡蠣が旬を迎え、湯と味覚を組み合わせた旅にうってつけです。夏は「夏の鳥羽湾 毎夜連続花火」が名物で、2026年は安楽島湾で8月7日から14日まで、佐田浜で8月15日から23日まで、午後8時30分頃から約5分間・約100発が打ち上げられました。海沿いの宿からそのまま眺められる日もあります。
訪問の実用情報
- 温泉の成り立ち:単一の源泉ではなく、答志島温泉・鳥羽小浜温泉・安楽島温泉・新美里温泉・鳥羽本浦温泉・伊勢志摩神代温泉・社宮司温泉・潮香の湯、および榊原温泉を引く宿などの集まり
- 泉質:郷内にアルカリ性単純温泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉などがあり、宿ごとに異なる
- 日帰り入浴の予約:鳥羽市温泉振興会は日帰りの湯の利用には予約が必要と案内。料金・時間・タオルの有無は時期により変動する
- 日帰り料金の目安(答志島・鳥羽駅周辺):波音の宿 中村屋(答志島温泉)12:00〜18:00・1,000円/小500円、小タオル100円・バスタオル300円。答志島温泉 寿々波 15:00〜18:00・800円/小600円、タオル100円・バスタオル200円。鳥羽グランドホテル(榊原温泉)14:30〜20:00・1,000円/小500円、タオル付。ホテルメ湯楽々(鳥羽小浜温泉)16:00〜21:30・1,300円/小600円
- 日帰り料金の目安(安楽島・パールロード方面):亀の井ホテル 鳥羽(潮香の湯)11:00〜21:00、水曜は15:00〜21:00・平日 大人1,200円/小学生600円、土日祝 大人1,500円/小学生750円、タオルとバスタオル付。湯元 海女乃島(安楽島温泉)15:00〜20:00・1,200円/小600円。鳥羽オーシャンリゾート(新美里温泉)15:00〜24:00・1,200円/小600円、タオルなし。サン浦島 悠季の里(鳥羽本浦温泉)11:00〜20:00・2,200円/小1,100円、タオル無料レンタル
- 日帰り料金の目安(相差方面):竜宮料理と湯の宿 伝洋(社宮司温泉)15:00〜23:00・500円/小250円、小タオル100円。花の小宿 重兵衛(社宮司温泉)8:00〜21:00・1,200円/小600円、バスタオルレンタル200円。リゾートヒルズ豊浜 蒼空の風(社宮司温泉)14:00〜21:00・1,250円/小770円
- 戸田家の日帰り入浴:館内混雑緩和のため当面の間休止。宿泊利用時は露天風呂と大浴場が24時間、無料貸切風呂5か所が6:00〜24:00(予約不要・時間制限なし、環境保護のため石けんやシャンプーは使用不可)
- 貸切風呂の例:戸田家の貸切風水家族風呂は1室45分3,300円。貸切風水家族風呂は6:00〜22:00でバリアフリータイプ(沸かし湯)、貸切風水貝殻家族風呂は6:30〜21:30(温泉)
- タトゥー・刺青:戸田家は温泉村および大浴場で刺青・タトゥーのある方の利用を不可としている。宿ごとに扱いが異なるため事前確認を
- 子ども連れ:戸田家の大浴場にはベビーチェアとベビーソープの備えあり
- 宿泊税:鳥羽市は2026年4月1日以降の宿泊から宿泊税を課税。宿泊者1人1泊につき200円で、宿泊施設が徴収する
- アクセス:近鉄・JR鳥羽駅が玄関口。駅前の戸田家までは徒歩約3分(鳥羽駅改札を出て左手の3番出口から)。送迎バスは巡回運行からリクエストによる随時運行に変更されており、希望する場合は駅到着時に電話連絡が必要
- 車でのアクセス:伊勢自動車道の伊勢西・伊勢インターから伊勢二見鳥羽ライン(無料)8.7km・約8分、そこから国道42号を3.1km・約4分。愛知県側からは伊良湖と鳥羽フェリーターミナルを結ぶ伊勢湾フェリーで約55分
- 荒天時:戸田家では台風などで強風が見込まれる場合、屋外の戸田家温泉村や無料貸切風呂を利用中止とすることがある
- 所要時間の目安:立ち寄り湯だけなら1〜2時間。島まで足を延ばすなら市営定期船の時刻を先に調べておく
📚 情報の参照元
鳥羽温泉郷を構成する源泉名、日帰り入浴の予約要否、各宿の受付時間・料金・タオルの有無は、鳥羽市温泉振興会が運営する鳥羽温泉郷公式サイトの温泉宿一覧および日帰りの湯一覧をもとにしています。泉質の傾向は同サイトの源泉紹介ページ、鳥羽足湯処「とまり湯」と鳥羽マルシェの情報は同サイトのお知らせによります。戸田家の日帰り入浴休止、無料貸切風呂と貸切風水家族風呂の時間・料金、刺青の扱い、大浴場のアメニティ、鳥羽湾の花火日程、駅からの所要時間と送迎バスの運用は戸田家公式サイトの「戸田家温泉村」「交通案内」および新着情報で確認しました。宿泊税の税率と課税開始時期は鳥羽市公式サイトの宿泊税制度の概要のページによります。変更されることがあるため、おでかけ前に公式情報でご確認ください。
📍 場所・アクセス
🧭 この記事に関連する特集
✍️ この記事について
この記事は、施設・社寺の公式サイトや、市区町村・観光協会が公開する観光案内、 国や自治体が公表する文化財・名勝の資料など、公的・一次情報をもとにたびたびJAPAN編集部が調べ、旅の計画に役立つ形に整理して作成しています。 料金・営業時間・開催日程などは変更される場合がありますので、お出かけの際は各施設・自治体の公式情報も併せてご確認ください。 編集方針の詳細