大村温泉|日帰り入浴の料金・営業時間・駐車場【長崎】
大村湾に面した大村市は、長崎の空の玄関口・長崎空港を抱える町です。その空港入口に湧くのが、複合施設サンスパおおむらの「天然温泉 大村ゆの華」。含鉄(II)-ナトリウム・マグネシウム・カルシウム塩化物泉という濃い湯で、容存物質総量は23.33グラムと高張性に分類されます。フライトの前後や、桜と花菖蒲で知られる大村公園の散策のあとに立ち寄るのにちょうどよい湯どころです。
見どころ
浴場は1階「宝庫原の湯」と2階「箕島の湯」の2つがあり、奇数日は女性が1階・男性が2階、偶数日はその逆と、日によって男女が入れ替わります。造りが異なるので、二度訪れると別の風呂に入れる仕組みです。1階には露天風呂、2階にはタワーサウナがあり、壺湯やあかすりコーナー、食事処「ゆの華亭」も備えます。
町の見どころは玖島城跡に広がる大村公園。ソメイヨシノ約1,500本、国指定天然記念物のオオムラザクラ約300本、クシマザクラ・ヤエザクラ約200本など20種類以上の桜が次々に咲き継ぎ、3月下旬から4月中旬まで長く花見が楽しめます。5月下旬から6月上旬には約10万株・およそ30万本の花菖蒲が見頃に。「日本さくら名所100選」と「日本の歴史公園100選」の両方に選ばれた公園で、3月下旬から6月中旬の「おおむら花まつり」期間中はライトアップも行われます。
露天風呂の名に刻まれた大村の土地の記憶
2つの露天風呂の名前は、どちらも大村の土地の歴史から採られています。
1階の「宝庫原の湯」の宝庫原(放虎原)は、多良岳の火山灰と腐葉土からなる肥えた平野で、「宝の原、宝のくら」という意味からその名がついたと伝わります。今から約350年前、徳川初期の頃までは殿様の鷹狩りの猟場だった草ぼうぼうの原野を、豊臣秀頼に仕えたのち大村家に預けられた松田道獣が本格的に開拓し、畑と山林、道と人家を起こしました。その後を継いだ千葉ト枕は、水利の乏しい土地を潤すため萱瀬川から水を引く新溝開さくの事業を起こしています。現在、桜馬場を流れる小溝がその名残です。
2階の「箕島の湯」の箕島は、今その名を残していません。約800年前には人の手が入った記録があり、本格的に人が住み始めたのは江戸時代初め、約400年前のこと。松の木が三千本以上も生い茂り、その間を鹿が駆け回っていたといわれます。冬でも霜が下りない温暖な島で、みかん、西瓜、大根が名物でした。昭和46年の島内には13戸・66名が暮らしていましたが、この年に箕島を海上空港へ造り変える決定が下され、翌昭和47年3月に島民は大村市内へ移住。昭和50年5月、世界初の海上空港として長崎空港が完成しました。湯につかりながら眼下の空港を思うと、島がひとつ姿を変えた出来事が身近に感じられます。
訪問の実用情報
- 泉質:含鉄(II)-ナトリウム・マグネシウム・カルシウム塩化物泉。高張性・中性・低温泉
- 源泉温度・pH:30.0℃、pH6.6。容存物質総量23.33グラム
- 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、月経障害
- 入浴を控えるべき方:急性疾患、悪性腫瘍、活動性結核、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、重い心臓病のある方
- 営業時間:通常10:00〜22:00、金・土は10:00〜23:00。入浴受付は閉館30分前まで
- 定休日:不定休(年3回)
- 入浴料:一般は大人(中学生以上)820円、小人(小学生以上)370円。会員は大人700円、小人300円。10枚綴りの回数券は6,500円
- 家族風呂:75分間の貸切で1,800円(会員1,600円)。別途人数分の入浴料が必要。予約は電話のみ(0957-50-1126)。当日直接でも空きがあれば利用できるが、湯船が毎回入替制のため準備に20〜30分かかる。最終入浴は日〜木曜20時、金・土曜21時(受付はいずれも30分前まで)
- タオル・アメニティ:ボディソープとリンスインシャンプーは備え付け。バスタオルは180円でレンタル、フェイスタオルは180円で販売
- タトゥー:刺青・タトゥーのある方は大浴場の利用不可。家族風呂なら利用できるので、電話予約のうえ訪ねるとよい
- お子さま:子どもとの混浴は6歳まで。7歳以上は県条例により混浴できない
- 露天風呂:あり(1階 宝庫原の湯)。2階にはタワーサウナ
- アクセス(車):諫早方面からは国道34号を北上し、長崎空港の看板で左折。佐世保方面からは国道34号を南下して同じ看板で右折。大村ICからは国道34号を横切って長崎空港の看板を左折
- アクセス(バス):諫早方面からは長崎空港行きで「サンスパおおむら」バス停下車。佐世保方面からは長崎空港行きで「運転試験場前」下車
- 駐車場:施設に駐車場あり。土日祝や連休は満車になることがあり、公共交通機関の利用がすすめられている
- 大村公園:住所は大村市玖島1丁目43番地、駐車場134台(無料)。花まつり期間中は臨時駐車場が設けられる
- 所要時間の目安:入浴と食事で1〜2時間。大村公園の散策を加えるなら半日
- 混雑を避けるなら:桜と花菖蒲の時期、そして土日祝の日中は混みやすい。平日の午前や、金・土の遅い時間帯が比較的ゆったり
- 所在地:長崎県大村市森園町663-3(長崎空港入口)。天然温泉 大村ゆの華の電話は0957-50-1126
📚 情報の参照元
泉質名・源泉温度・pH・容存物質総量・効能・入浴の注意は、サンスパおおむら公式サイトの温泉(泉質)ページをもとにまとめています。営業時間・入浴料・回数券・家族風呂・タオル・タトゥーの扱い・男女浴場の入替は同サイトの「天然温泉 ゆの華」のページとQ&A、宝庫原と箕島の由来および長崎空港の成り立ちは同ページに掲載された露天風呂の解説、車とバスでのアクセスは同サイトの交通アクセスのページによります。大村公園の桜の種類と本数、花菖蒲の株数、見頃時期、駐車場、選定は大村市公式サイトの大村公園のページを参照しました。変更されることがあるため、おでかけ前に公式情報でご確認ください。
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