秩父そば
秩父そば
四方を山に囲まれた秩父地方は、昼夜の寒暖差と澄んだ水に恵まれ、古くからそばの名産地として知られてきました。稲作に向かない斜面の畑でそばが育てられ、人々の暮らしを支えてきた歴史があります。挽きたて、打ちたて、茹でたての三たてで供される一枚は、豊かな香りとしっかりとしたコシが自慢です。
見どころ
店ごとに異なる粉の配合や打ち方が味を左右します。玄そばを石臼で丁寧に挽いた粉を使う店では、鼻に抜けるそばの香りがひときわ際立ちます。冷たいざるそばはもちろん、山菜やきのこを添えた温かい一杯も、秩父の山の恵みを感じさせてくれます。
季節の楽しみ方
秋には新そばが登場し、みずみずしい香りが最高潮を迎えます。冬は温かいそばで体を温め、春や夏は冷たいそばでのどごしを楽しむなど、四季を通じて表情が変わります。