母の白滝
山梨県富士河口湖町、河口浅間神社のさらに奥へ山道を登った先に懸かるのが母の白滝です。落差は約20メートル。三ツ峠山に源を発する寺川の水が、絹織物を思わせるやわらかな筋となって流れ落ちます。平安時代から富士登山をする人々がこの滝で身を清めたと伝えられ、観光地化されすぎていない静けさが今も残る穴場の聖地です。
「母の」と呼ばれる由縁は、富士山の神である木花開耶姫命の義理の母にあたる栲幡千千姫命を祀ることにあります。栲幡千千姫命は古くから織物の神とされ、服飾や手仕事に携わる人々の信仰を集めてきました。
見どころ
- 落差約20メートル、絹のように繊細に流れ落ちる段瀑の美しさ
- 滝のそばに鎮座する母の白滝神社と、織物の神への祈り - 富士登拝の安全祈願や家内安全のご利益 - 木立に包まれた参道を歩くだけで気持ちが整う静寂
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季節の楽しみ方
春は芽吹いたばかりの新緑が滝を彩り、夏はひんやりとした水しぶきが涼を運びます。秋は周囲の木々が色づき、滝と紅葉の対比が見事です。寒さの厳しい冬には滝が凍りつき、氷瀑となる年もあり、四季それぞれにまったく異なる表情を楽しめます。
アクセス・基本情報
- 所在地: 山梨県南都留郡富士河口湖町河口
- アクセス: 河口浅間神社から徒歩で山道を約20分から30分 - 駐車場: 河口浅間神社周辺の駐車場を利用 - 拝観料: なし
ひとことアドバイス
滝までは未舗装の山道を歩きます。歩きやすい靴で訪れ、雨上がりは足元が滑りやすいので注意してください。先に河口浅間神社へ参拝してから奥へ進むと、聖地らしい流れをより深く味わえます。