福島県・相馬中村城おすすめ|馬陵公園の桜と浜通りの隠れた人気花見スポット
馬陵公園(相馬中村城跡)
福島県相馬市の馬陵公園(ばりょうこうえん)は、江戸時代の相馬中村城の城跡に整備された公園です。相馬中村城は、戦国時代から江戸時代にかけて相馬氏の居城の一つで、江戸時代には中村藩6万石の藩庁が置かれました。城下町として栄えた歴史を今に伝え、浜通り地方有数の桜の名所として親しまれています。
見どころ
- 桜(4月上旬〜中旬):城跡の石垣と数百本の桜が織りなす春の風景。浜通りを代表する花見スポットとして賑わいます
- 中村城跡の遺構:建物では外大手一ノ門が唯一現存し、石垣・土塁・堀も築城当時の姿をとどめています(福島県指定史跡)
- 相馬中村神社:相馬氏が氏神として祀った妙見の社。1643年(寛永20年)に18代相馬義胤が建立した社殿は国の重要文化財で、相馬野馬追では出陣式の舞台となります
- 馬陵公園の眺望:市内を見渡す高台からの展望
中村城が築かれた地は古くから城館として使われ、801年(延暦20年)に坂上田村麻呂が東征の際に利用したと伝えられます。1611年(慶長16年)に相馬利胤が築城して小高城から本拠を移し、明治初年まで約260年にわたり相馬氏歴代の居城となりました。本丸西南隅にあった天守は1670年(寛文10年)の落雷で焼失し、以後再建されていません。歴史の層が重なる、由緒ある城跡です。
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季節の楽しみ方
桜の見頃は例年4月上旬〜中旬。城跡の石垣と桜が重なる景色は格別で、多くの花見客が訪れます。国の重要無形民俗文化財「相馬野馬追」が行われる5月下旬には、城下町が祭り一色に染まります。甲冑姿の騎馬武者が疾走する勇壮な姿は圧巻で、相馬中村神社では甲冑姿の騎馬武者が出陣式を行います。歴史行事とあわせて訪れると、この地ならではの熱気を体感できます。
アクセス・基本情報
- 最寄り駅:JR常磐線・相馬駅から徒歩約10〜15分
- 車の場合:常磐自動車道・相馬ICから約10分
- 入園料:無料(公園として自由に散策可能)
- 相馬野馬追:毎年5月の最終土・日・月曜日の3日間に開催(相馬中村神社で出陣式)
旅の実用メモ
散策の所要は1時間ほど。桜の季節は花見客で賑わうため、午前中の早い時間が落ち着いて楽しめます。相馬は新鮮な魚介の宝庫で、松川浦(まつかわうら)周辺ではホッキ貝や青のりなど地元の海の幸が味わえます。城下町散策とあわせて、地元の食堂で浜通りの郷土の味を楽しむのもおすすめ。予算は入園無料のため、交通費と食事が中心で気軽に巡れます。野馬追の時期は宿が混み合うため、早めの予約が安心です。
ひとことアドバイス
相馬市は2011年の東日本大震災で津波被害を受けましたが、「野馬追の伝統を守る」という地元の強い意志のもと、着実に復興が進んでいます。歴史と人々の力強さを感じられる町であり、桜の名所めぐりや野馬追見学を目的に多くの観光客が訪れています。松川浦の海の幸とあわせて、浜通りの魅力を味わってみてください。
📚 情報の参照元
馬陵公園(相馬中村城跡)に関する情報は、相馬市の公開情報や現地の案内で確認できます。相馬中村神社や国の重要無形民俗文化財「相馬野馬追」については公開情報が参考になります。野馬追の日程や周辺施設の情報は変更される場合があるため、お出かけ前に公式情報でご確認ください。野馬追の時期は宿が混み合うため、早めの予約が安心です。
観光のチェックリスト
- 所要時間の目安:城跡の遺構や相馬中村神社を巡る散策は1時間ほど。城下町散策や地元の食事とあわせるなら半日みておくとよいでしょう。
- 持ち物・準備:城跡の石垣や土塁など起伏のある場所を歩くため、歩きやすい靴がおすすめです。桜の季節(4月上旬〜中旬)は屋外の花見が中心のため、季節に応じた服装で訪れましょう。
- まわり方の目安:大手門・石垣・堀などの中村城跡の遺構と相馬中村神社を巡り、高台からの眺望を楽しんだあと、松川浦周辺の食堂でホッキ貝や青のりなど浜通りの海の幸を味わうと充実します。
訪問の実用情報
- 桜の見頃:例年4月上旬〜中旬。期間中は180本のぼんぼりと20基の投光器で桜並木がライトアップされ、夜桜も楽しめます
- 相馬野馬追:毎年5月の最終土・日・月曜日の3日間。相馬市では相馬中村神社で騎馬武者の出陣式(御発輿)が行われます
- 文化財指定:中村城跡は福島県指定史跡(1955年2月4日指定、指定面積23ヘクタール)。相馬中村神社の社殿は1983年1月に国の重要文化財に指定されています
- アクセス:JR常磐線・相馬駅から車で約5分/常磐自動車道・相馬ICから車で約5分(相馬中村神社)
- 所在地:福島県相馬市中村字北町140(史跡の指定範囲は相馬市中村字北町・本町、西山字西山・水沢地内)
※開園時間・入園料・駐車場の台数は、相馬市の公式サイトでは公表されていません。
(出典:相馬市公式ホームページ「中村城跡」、相馬野馬追執行委員会 公式サイト、公益財団法人 福島県観光物産交流協会「花の王国ふくしま」)
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