福島県・相馬野馬追2026完全ガイド|千年続く甲冑武者の騎馬行列を見学
相馬野馬追とは
福島県相馬地方(相馬市・南相馬市など)で毎年初夏に開催される「相馬野馬追(そうまのまおい)」は、約千年の歴史を誇る国の重要無形民俗文化財です。平将門の流れを汲む相馬氏が、野生の馬を追って捕らえる軍事訓練を行ったことが起源とされ、戦国絵巻さながらの勇壮な祭りとして全国に知られています。東日本大震災と原発事故という未曾有の困難を乗り越えて受け継がれてきた、地元の誇りと再生への思いが込められた祭りです。
見どころ
- お行列(甲冑騎馬行列):数百騎の甲冑武者が、法螺貝と陣太鼓の音とともに隊列を組んで行進する圧巻の光景。
- 甲冑競馬:甲冑をまとった騎馬武者が、旗をなびかせて馬場を疾走するレース。 - 神旗争奪戦(しんきそうだつせん):花火で打ち上げられ空から舞い降りる神旗を、騎馬武者たちが砂塵を上げて奪い合う、最大の見せ場。 - 野馬懸(のまがけ):素手で捕らえた野生馬を神前に奉納する神聖な儀式。
行事の流れ
例年3日間にわたり、宵祭・出陣の儀(1日目)、お行列・甲冑競馬・神旗争奪戦(2日目)、野馬懸(3日目)の順で行われます。
ベストシーズンとアクセス
かつては7月開催でしたが、近年は猛暑対策で5月下旬に変更されています。神旗争奪戦は南相馬市の雲雀ヶ原祭場地で行われ、有料観覧席も設けられます。JR常磐線「原ノ町駅」または「相馬駅」が拠点。砂塵が舞うため、帽子・日焼け対策・飲み物の備えがあると安心です。