福島県・相馬野馬追2026完全ガイド|千年続く甲冑武者の騎馬行列を見学
相馬野馬追:千年続く甲冑武者の騎馬行列が大地を駆ける勇壮絵巻
福島県の相馬地方(相馬市・南相馬市など)で毎年初夏に開催される「相馬野馬追(そうまのまおい)」は、約千年の歴史を誇る伝統行事で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。平将門(たいらのまさかど)が野生馬を敵兵に見立てて軍事訓練を行ったことが起源と伝えられ、戦国の世を経て現代まで連綿と受け継がれてきました。数百騎の甲冑武者が戦国さながらの装いで疾走する姿は、まさに生きた時代絵巻です。
戦国絵巻さながらの「お行列」
祭りの初日を飾るのが「お行列(おぎょうれつ)」です。先祖伝来の甲冑をまとい、太刀を帯び、先祖の家紋を染めた旗指物(はたさしもの)を背に立てた騎馬武者たちが、螺貝(ほらがい)の音とともに威風堂々と街道を進みます。総大将を中心に数百騎が連なる行列は壮観そのもので、馬の蹄の音と甲冑の輝きが、見る者を戦国時代へといざないます。
クライマックスの「甲冑競馬」と「神旗争奪戦」
祭りの最大の見どころは「甲冑競馬(かっちゅうけいば)」と「神旗争奪戦(しんきそうだつせん)」です。甲冑競馬では、甲冑姿の騎手が旗指物をなびかせながら馬場を全力疾走し、砂塵を巻き上げて競い合います。続く神旗争奪戦では、花火で打ち上げられた御神旗をめがけて数百騎が殺到し、落ちてくる旗を奪い合う様子は迫力満点。観客席からは大きな歓声と拍手が沸き起こります。
ベストシーズンとアクセス
相馬野馬追は例年5月末(以前は7月末)の3日間にわたって開催されます。会場の雲雀ヶ原祭場地(ひばりがはらさいじょうち)へは、JR常磐線「原ノ町駅」から会場行きのシャトルバスや徒歩でアクセスできます。祭り期間は交通規制が敷かれるため、公共交通機関の利用が安心です。観覧席は有料席も用意されており、迫力ある競馬や争奪戦をじっくり楽しみたい方には事前の席確保がおすすめです。
祭りの実用情報(2026年開催実績)
- 開催日程:2026年5月22日(金)前夜行事、5月23日(土)〜25日(月)本行事
- 会場:雲雀ヶ原祭場地(南相馬市原町区)ほか、相馬中村神社・相馬小高神社
- 最寄り駅:JR常磐線 原ノ町駅。祭場地までシャトルバス約10分
- 駐車場:無料(貸切バス専用・乗用車専用に分かれています)
- 屋台・露店:あり。公式でも「例年大変込み合います」と案内されています
- トイレ:多目的トイレを含む仮設トイレが設置されます
- 雨天時:雨天決行。ただし災害発生時や気象警報発表時は中止となる場合があります
※有料観覧席の料金・席種・販売時期、交通規制の時間帯・範囲は公式サイトで公表されていません。訪問前に相馬野馬追執行委員会の公式サイトで最新情報をご確認ください。
(出典:相馬野馬追公式サイト、南相馬市公式サイト)
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