五平餅 ― 香ばしいたれが香る山里の郷土おやつ
五平餅 ― 香ばしいたれが香る山里の郷土おやつ
五平餅は、岐阜県の東濃や飛騨など山あいの地域に伝わる郷土のおやつです。炊いたうるち米を半分ほどつぶして串に巻きつけ、くるみやごま、味噌を合わせた甘辛いたれを塗って香ばしく焼き上げます。こんがり焼けたたれの香りと、もちもちとしたごはんの食感が後を引き、素朴ながら心まで温まる一品です。
見どころ
五平餅は、形にも地域ごとの個性があります。わらじのような平たい形のものや、団子を連ねた串状のものなど、土地によってさまざま。たれもくるみやえごま、ごまなど、その地域でとれる木の実を生かしたものが多く、香りや風味に違いが出ます。山仕事の合間のごちそうとして親しまれてきた歴史が、その素朴な姿に表れています。📖 あわせて読みたい(岐阜県)
季節の楽しみ方
炭火で焼きたての五平餅は、肌寒い季節に特においしく感じられます。秋の紅葉狩りや山里の散策の合間に頬張れば、香ばしさが旅の疲れをやさしくほぐしてくれるでしょう。道の駅や祭りの屋台でも見かけることが多く、一年を通して気軽に味わえる山里のおやつです。