水まんじゅう ― 水の都・大垣が育てた夏の涼菓
水まんじゅう ― 水の都・大垣が育てた夏の涼菓
水まんじゅうは、豊かな地下水に恵まれた「水の都」大垣で生まれた夏の和菓子です。くず粉とわらび粉を使った透き通る生地で、こしあんなどを包み、冷たい水で冷やしていただきます。ぷるんとした口当たりとひんやりとした清涼感は、まさに夏ならではのごちそう。透明な生地越しに透ける餡の色合いも涼やかです。
見どころ
水まんじゅうは明治時代に誕生したと伝えられ、和菓子職人が名水を生かして考案したのが始まりとされます。当初はくず粉のみを用いていましたが、水で冷やすと固くなるため、水に強いわらび粉を混ぜることで、もっちりとした独特の食感が生まれました。菓子店の店頭の水槽でおちょこに入って冷やされる姿は、大垣に夏の訪れを告げる風物詩です。季節の楽しみ方
水まんじゅうの販売はおおむね春から初秋にかけての期間限定で、暑い盛りこそが一番の食べ頃です。冷たい湧き水で冷やされた一口は、散策で火照った体をやさしく冷ましてくれます。大垣の街なかには水路や湧水スポットも多く、水の都の風情を感じながら味わうのが格別です。